番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週火曜日 16:30~16:45
提供:日本取引所グループ大阪取引所

マーケット・トレンドがパワーアップ!コモディティ、日経平均先物・・・あなたのポートフォリオにデリバティブ取引をプラスしましょう!
毎週火曜日、専門家の眼で相場の動きを詳しく解説。
デリバティブ投資のポイントがわかる番組です。

新着記事

バイデン政権誕生?!ゴールド、ここからのポイント

2020.11/24 大橋ひろこ 記事URL

足元、ゴールドが冴えません。節目1850ドルはここ1ヶ月の下値サポートラインでしたが、これを下回り1820ドル台まで下落しています。次のターゲットは200日移動平均線が走る1800ドル水準でしょうか。


皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎氏にお話を伺いました。


2020年大統領選をめぐっては、ブルーウェーブ観測で1950ドル超えまで
上昇する局面もありましたが、これも1月5日のジョージア州の決選投票まで
結果が見えません。現在、共和党50民主党48、残り2席とも民主党が取れば、
ブルーウェーブ、財政拡張路線期待が紡がれますが、どうなるでしょうか。


バイデン氏が財務長官にイエレン前FRB議長を指名すると目されていますが
これもねじれ議会となることを前提とした布陣と見られます。

オバマ政権1期目ではNY連銀総裁であったティモシー・ガイトナー氏が
財務長官に指名されましたが、この時と状況はよく似ていると亀井氏。
政府財政とFRB緩和策のポリシーミックスはマーケットには
安心感を与えるものですが、ガイトナー長官の時はねじれ議会で
予算が紛糾し、2011年8月S&Pが米国債を格下げしています。

今は、新政権への、そしてワクチンへの期待が株式市場をお仕上げていますが
この相場は持続するのでしょうか。

新型コロナ問題で一気に景気後退に陥ったことで
昨年来からくすぶっていた景気後退への懸念は
新型コロナ問題で一気に現実となったことから
矢継ぎ早に先進国の金利はゼロに引き下げられ
量的緩和の強化、そして財政出動とカンフル剤をうちまくったことで
短期にマーケットは回復しましたが、
唯一整理されていないのが債券市場。
膨張する債務は急激な金利上昇に脆く、この点が気がかりです。

さてゴールド市場、ここからのポイントは?
詳しくはオンデマンド配信で亀井氏の解説をお聞きくださいね。
http://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-201124.mp3
  

中東和平、OPECプラス協調減産の立役者だったトランプ大統領 [ひろこの番組後記]

2020.11/17 大橋ひろこ 記事URL

ニューヨーク・タイムズ(電子版)が16日、トランプ大統領がイランの核関連施設に対する攻撃の可能性について側近と協議したと報じました。トランプ政権ではイラン核合意から離脱、イランへ制裁を課してきましたがバイデン氏は、イラン核合意への復帰を示唆しています。


皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は経済産業研究所 上席研究員 藤 和彦氏をお迎えしバイデン政権誕生となると原油市況はどう変わるのかをテーマにお話を伺いました。


今日17日のOPECプラス閣僚級会合(JMMC)では、
来年1月からの減産縮小の見送りが検討されるようです。


振り返れば、サウジアラビアなどOPEC産油国とロシアなど
非OPECが協調して減産に踏み切らなければ、原油価格は現状の
40ドル台を維持することはできませんでした。
この原油の協調減産の立役者がトランプ大統領です。


コロナ禍、ロシアとの話し合いが上手く行かなかったサウジは増産を示唆、
これを受けてWTI原油価格はマイナス40ドルという大暴落を演じました。
この時、サウジに減産しなければ米軍を撤退させると迫ったのがトランプ大統領。
ロシアとサウジの間を仲介しOPECプラスの強調減産合意にこぎつけました。
米国シェール企業の存続をかけた交渉でもありましたが。


バイデン氏は、ロシアを「安全保障上の最大の脅威」と名指ししている他、
サウジアラビアとの関係を見直すことを公約で掲げています。

ロシアとサウジアラビアに距離ができるリスクがあるのです。
米国からの圧力がなくなれば、OPECプラスの結束が揺らぐリスクとなります。

そもそも原油安でOPEC加盟国の財政は火の車。
増産したいのが本音なのです。

また、バイデン政権が誕生すれば、
トランプ政権下で保たれてきた中東和平の揺り戻しの可能性が
否定できません。トランプ大統領の強力なイニシアティブを期待して
イスラエルと国交を正常化したアラブ首長国連邦(UAE)やバーレーンは
米国の中東政策が変更されることでイスラエルの敵国である
イランの軍事的脅威にさらされるリスクが生じると藤氏。

中長期的には対イラン、サウジ、ロシアへの政策変更による
中東情勢の悪化や、減産枠組みの崩壊などが原油価格を乱高下させる
リスクがありますが、短期的にはバイデン氏によるコロナ対策強化で
再びガソリン需要が低下し、原油価格を押し下げる可能性も。

藤氏には原油の大きな需要国である中国の情勢についても
お話をうかがっています。
詳しくはオンデマンド放送で藤氏の解説をお聞きくださいね。
http://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-201117c.mp3

日経平均とTOPIX、そしてマザーズの値動き考察 [ひろこの番組後記]

2020.11/10 大橋ひろこ 記事URL

ファイザーが治験による感染予防効果が90%となったとワクチン開発の成果を発表したことで、9日のナイトセッションで日経平均先物は25900円と、26000円大台に迫る急騰を見せました。大統領選をめぐる報道では、どちらが優位でも結局株高の強い地合いが続いていましたが、大統領選よりワクチンがボラティリティを大きくしています。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は元先物オプションディーラー本河裕二氏にお話を伺いました。

夜間の先物市場では25000円台での空中線が繰り広げられましたが
10日の日本市場、日経平均はなんと24905円と25000円大台に乗せられずに
引けました。寄付きは高かったものの値を削る展開となったのです。

それでも3年近く24000円節目が抵抗となり続けたレンジ相場の
上方ブレイクですから、新たなステージに入ったと見えるのですが
気がかり材料はNT倍率だと本河氏。


NTだと倍率は1980年4月25日の14.72が市場最高値でしたが
昨日11月9日に14.77まで上昇し史上最高値を塗り替えました。
つまり、TOPIXより日経平均のほうが高いということですが、
日本経済全体を占うには、は225種の日経平均より
東証一部上場全銘柄が対象のTOPIXでしょう。
日経平均は値嵩株の影響を受けやすい特徴があります。


また、選挙戦後半に上げてきた日本株市場、
特に1570日経平均レバレッジETF市場では
買い残に対し売り残が膨らんでいたことが注目されていましたが
先週木曜にには逆日歩150円と売り方が苦しい展開となったことで
ショートカバー中心と見られる上昇もあったものと思われます。

新規で日経平均を買う材料がないと、需給が正常化すれば
上昇の勢いがなくなってしまう可能性も。

withコロナで買われたハイテクの一角が崩れているのも聞かがり。
ナスダック総合、マザーズ指数はむしろ下落が大きくなっており、
ここから日経平均を強気できるのかどうか・・・・

という懸念など本河氏に解説いただいています。
詳しくはオンデマンド配信で本河氏の解説をお聞きくださいね。
http://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-201110.mp3

脱炭素、水素社会がプラチナを押し上げる?! [ひろこの番組後記]

2020.10/27 大橋ひろこ 記事URL

菅首相の所信表明演説。温暖化ガス「50年までにゼロ」を掲げましたが、すでにEUも2050年を目標に、中国は2060年を目標に実質排出ゼロを掲げています。


1週間後に控えた米大統領選挙でも民主党バイデン候補はグリーンニューディール改め「バイデンプラン」と銘打った脱化石燃料政策を掲げています。

皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は貴金属スペシャリスト池水雄一氏をお迎えし
「プラチナ」の長期展望をお話いただきました。


過去5年の貴金属チャート比較。

価格が上がっていないのはプラチナだけです。
2015年、ドイツのフォルクスワーゲン社による排ガス不正問題以降、
ディーゼルエンジン車の人気が失墜し、ディーゼルからガソリン車へのシフトが進みました。

これが、ディゼールエンジン車の触媒であるプラチナから
ガソリンエンジン車の触媒であるパラジウムの需要シフトに繋がり
プラチナが下落基調となるなかパラジウムが暴騰する結果に。

プラチナはこのまま低迷が続くのでしょうか。

プラチナの長期テーマとして注目されるのが「水素社会」

①FCV水素自動車にはプラチナが多量に使用されます。
中国政府は9月、燃料電池車(FCV)の販売補助金制度を撤廃したかわりに
FCVの中核技術の開発企業に奨励金を与える制度を導入し
FCV車推進のスタンスを強めています。


②水電解による水素製造の電極にもプラチナを使用します。
電解の過程で触媒として効率的な化学反応を起こし、
商業規模に適する生産量を得るための重要な役割を担っているのです。
EUは50年の世界のエネルギー需要の24%を水素が担う可能性があるとしています。


ところが、現在まだプラチナ市場はこうした材料を
ほとんど織り込んでいません。
ゴールドと違ってプラチナは投資家がヘッジで買うといったニーズがなく
現状ではディーゼル自動車の売上減ばかりが材料となり
価格の低迷が続いているのです。

詳しくはオンデマンド配信で池水氏の解説をおききくださいね。
http://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-201027.mp3

米大統領選と原油相場 [ひろこの番組後記]

2020.10/20 大橋ひろこ 記事URL

11月3日に米大統領選挙、現在はバイデン候補の優勢が報じられていますが、仮にバイデン政権誕生となった場合、コモディティ市場にはどのような影響があるでしょうか。2050年までにクリーンエネルギー化を進め、ネットでゼロ排出量を目指す方針を掲げていますが、、、。

皆さんごきげいかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットエッジ代表 小菅努氏をお迎えしお話を伺いました。


副大統領候補のTV討論会でも取り上げられた「フラッキング」
民主党ハリス氏は水圧破砕禁止の噂は否定し「当面の間」維持するとしていましたが
国有地(主にオフショア)の新規開発許可は止まる可能性が高いと小菅氏。


政権交代となればシェールなど石油産業の雇用の100万人が喪失する
という試算もあるようです。
原油安で将来性に懐疑的な若者が集まらず、
この産業の就業者の平均年齢の高齢化が懸念される中、
シェール業界への規制が強まれば、米国の石油生産産業は衰退し
4年、あるいは8年後に政権が共和党に戻ったとしても
業界再生はかなり厳しいものになるのでは...。


ということで、原油市況にも大きく影響しそう。


民主党画家化が掲げるクリーンエネルギー政策は
安価な原油をエネルギー源とせず
太陽光や水素などをエネルギー源とする高コスト政策でもあります。

シルバーペースト、プラチナ触媒なども上昇する可能性がありますが、
そもそも財政拡張政策を掲げていることもあり、
インフレの到来という可能性もありそうですね。


小菅さんには足元の需給、
IEAとOPEC月報の展望が異なる背景なども解説いただいています。
コロナ問題は原油市況にはかなり影響がおおきいため、
スピーディーなワクチン開発が期待されているのですが、、、

詳しくはオンデマンド放送で小菅氏の解説をお聞きくださいね。

金価格への影響力増す為替動向 [ひろこの番組後記]

2020.10/13 大橋ひろこ 記事URL

8月に2000ドル大台まで上昇したゴールド。足元では調整圧力が強まっています。



金価格に対する説明力が最も高いのは実質金利動向だが、短期的にこの説明力が低下しているように見えると新村氏。足元では実質金利動向ではなく、欧州の政局、米国の大統領選挙を睨んだ政治要因に神経質に動いているようです。


ゴールドは長期的には米実質金利の説明力が高いのですが、
期間1年の価格相関は▲0.98となっていますが、
(※実質金利が低下すると金価格が上昇
 実質金利が上昇すると金価格が下落)
この1ヵ月に限ると実質金利の決定係数をドル指数が上回っており
通貨ドルとの相関が強まっているのだそうです。


FRBは金融緩和を2022年頃まで継続する意向を示しているものの
マイナス金利やYCC導入には否定的であることなどから
金融要因からの一段高は見込めない中、
EUと英国のFTA交渉や米大統領選など不確定要素や
政治リスクが高まりに神経質に反応しているようです。

さて、ここからの見通しは?!

新村さんには、原油、銅、農産品などコモディティ全般の
今後の展望をお話いただきました。

大豆やコーンが上昇してきた背景は?!

詳しくはオンデマンド放送で新村さんの解説をお聞きくださいね。
https://open.spotify.com/episode/7utgTN1B2o8vIwlSTRlQIv

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大橋 ひろこ
おおはし ひろこ

フリーアナウンサー。マーケット関連、特にコモディティ、デリバティブ番組でキャスターとして活躍中。一方で映画やアニメなど声優としての顔も持つ。趣味はアンチエイジング。

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