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マーケット・トレンドPLUS

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WTI原油価格は年初の75.69ドルから3/7には130.50ドルにまで上昇しましたが、足元では100ドルを割り込んできました。アフターコロナの需要回復と供給不安からの高騰から、世界経済の減速懸念、更にリセッションの懸念が広がっていることから需要減観測が商品市場に広がっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットエッジ代表取締役 小菅努氏にお話を伺いました。
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小菅氏は、マーケットは三つの不透明感から値動きが神経質になっていると指摘。
1)実際にリセッションは発生するのか
2)発生するとすれば深刻レベルなのか
3)供給不安を打ち消すレベルの需要不安なのか 

実際、米国の6月ISM指数は製造業とサービス業が
ともに2年ぶり低水準へ、またガソリン小売価格は過去最高値水準で
推移していることから米消費者マインド指数は過去最低を更新するなど
景気減速を示す指標もでてきています。
しかし、足元の需要環境は決して悪くありません。

マーケットの評価も割れ始めました。
シティグループはリセッションのシナリオとなれば
WTIは年末65ドル、来年末45ドルまで下落すると予想。
需要低迷のシナリオだとQ3 94ドル、Q4 81ドル見通し。
JPMはマイルドなリセッションならばブレント価格で90ドル前後へ、
深刻なリセッションだと78ドル前後まで下落するとの見方。
GSは強気を崩していません。最近の下げは売られ過ぎであり
ファンダメンタルズとリンクしないことから。長期的な買い場であると主張。
ブレントは下期平均135ドルが必要だとしています。

小菅氏は原油価格低下も、大幅な逆サヤ環境に変化がないとして
逆サヤ環境が続く限りにおいては高値推移を継続する可能性が高いと
お話くださいました。
※7/8現在 8月限104.79ドル、9月限101.53ドル、10月限98.37ドル

詳しくはオンデマンド配信で小菅氏の解説をお聞きくださいね。
https://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-220712.mp3