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日経平均は2/16に30467円をつけたあと上値の重い展開を強いられています。先週末8/6の27820円まで2647円(▼8.7%)も下落していますが、この間、日経平均構成銘柄のわずか10銘柄で2800円を超える下落幅となっており、特定の銘柄が日経平均の足を引っ張っていることが伺えます。


皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は元先物オプションディーラー本河裕二氏をお迎えし
日経平均、日本株の今後を展望いただきました。


日経平均の下落率▼8.7%に対し、
同期間のTOPIXの下落率は▼1.8%にとどまっています。
しかしながら、マザーズ指数は▼19.4%。


さらに21年のIPO市場、これまで62銘柄が上場を果たしていますが
8/5時点で初値から上昇している銘柄はわずか10にとどまっており
52銘柄が初値を下回るパフォーマンスの悪さ。
セカンダリマーケットの不調も個人投資家の資金が痛む一因のようです。


しかし、米国市場は史上最高値を更新し続けています。
日米株価の乖離にはどんな理由があるのでしょうか。

本河氏は日本経済の低成長予想でグローバルマクロの投資家が
日本市場に参入してこないことを指摘。

IMF世界経済見通し(7月時点)の21年見通し
世界が6%、先進国が5.6%、米国が7%の成長となる見通しである一方、
日本は2.8%成長予想にとどまっています。
なんと4月時点から▼0.5%下方修正されています。

ワクチン接種も進められているのに、なぜ低成長予想なのか。

本河氏は財政政策の差によるところが大きいと解説くださいました。
そして、ここから日本株浮上のシナリオは?

詳しくはオンデマンド配信で本河氏の解説をお聞かせくださいね。
https://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-210810.mp3