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3月8日(火)日経平均株価は終値で25000円大台を割り込んでしまいました。2020
年11月以来約1年4カ月ぶり。東証1部の値下がり銘柄が全体の8割超となる全面安の展開。ロシア、ウクライナの停戦交渉は3回目を終えても進展が見られずリスク回避相場が継続しています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は元先物オプションデイーラー本河裕二氏にお話を伺いました。


売買代金は4兆円を超える大商いとなりましたが、
まだ底入れのムードはありません。

ロシア制裁が次々に打ち出される中、供給懸念から原油やニッケル、
小麦、パラジウムなどコモディティ市況が大荒れとなる中
キャッシュ化の流れが続いています。
7日(月)のNYダウは797ドル安と今年最大の下げ幅を記録。
株安は日本市場だけの事象ではありません。

コモディティ高を支援材料にこれまで統制を強めてきた
石油、石炭、鉱山など資源関連銘柄にも売りが及ぶ総悲観の展開でしたが
オリエンタルランドの時価総額がソフトバンクGを上回るなど
銘柄によっては堅調なものも見受けられます。

本河氏は今週のSQにむけてはまだ下げ余地が残されている他、
流れが下落トレンドとなっているとして
底入れはまだ確認できないと指摘、強気できない背景について解説くださいました。
詳しくはオンデマンド配信で本河さんの解説をお聞きくださいね。
https://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-220308.mp3