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GW明け日本株市場も冴えない展開が続きます。米国の金融政策の引き締めに加え、中国上海など主要都市のロックダウンが続くなどゼロコロナ政策の弊害も世界の景気後退懸念を強くしているようです。ここからの展望は?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は元証券ディーラーのたけぞうさんをお迎えしお話を伺いました。

今週のSQに向けて日経平均先物5月限には26000円にPUTオプションの玉が集中、
今日5/10のザラ場で26000円を一時割り込んだことから目下短期的な底を見たと
考えたいところだが、マクロ環境からは強気できる材料は少ないとたけぞうさん。

6月限は24000~25000円どころのPUTの厚みが増しているとか...。

現在最も株式市場にネガティブに働いているのは米国の金融政策、
利上げよりもQT(バランスシート縮小)の影響が大きいと思われます。

コロナ禍の金融緩和で米国株市場にはマネーが集中。
米国株式市場全体の時価総額はコロナショック後のおよそ3000兆円から
最大でおよそ6000兆円規模まで膨れ上がりました。
この時の日本株市場の時価総額はおよそ500兆円が700兆円に増えただけです。
そのスケールの違いには驚かされますが、あまりに膨張した米国株市場から
資金が抜け始めていることが、日本株市場経も影響しています。

ただ、米国株市場の下落より日本株市場の下落は大きくない印象も。
たけぞうさんは、そもそも米国ほど上がっていなかったためだ、としながら
円安効果もいくらかは下値を支えていると解説くださいました。
円安によって収益拡大が期待できる企業への投資は妙味がるのか?
という点においては、中国市場の停滞が気がかりだとも。

中国の工場稼働停止で日本の自動車メーカーの自動車生産は
30~40%減。半導体不足の影響で任天堂などの株価も冴えません。

では市況関連銘柄はどうか?

などなどたけぞうさんに伺っています。

詳しくはアーカイブ配信でたけぞうさんの解説をお聞きくださいね。https://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-220510.mp3