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22年3月上旬、WTI原油価格は一時1バレル130.50ドルまで上昇しましたが、
9月下旬には、76ドル台にまで下落しました。
主要国の中央銀行が一斉に金融引き締めの動きをみせる中で、
景気後退リスクが意識されるようになったためですが、
OPECプラスの減産決定により足元では再び90ドル台に乗せるところまで上昇しています。
 
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング芥田知至氏にお話を伺いました。
 
原油価格下落に「OPECプラス」は
8月3日の閣僚級会合では、7~8月の日量64.8万バレル増産に対して
9月は日量10万バレルの増産にとどめる決定をし、
価格低下に対応し始めました。
9月5日の会合では、日量10万バレル減産へと原油生産方針を転換、
10月5日会合では、当初、日量50~100万バレルの減産検討と
報道されていましたが日量200万バレルの大幅減産方針を決定。
OPECプラスは80ドルを下回る原油価格を許容しないことを示しました。
 
今後、欧州連合(EU)によるロシア産原油の禁輸、
ロシアによる天然ガスなどエネルギー供給の削減が懸念され、
原油価格を押し上げるリスクではありますが
一方で、インフレ抑制のために猛烈なスピードで利上げするFRBの引き締めが
世界景気後退のリスクを高めていることから
需要の減退が懸念されており、強弱材料がせめぎ合っています。
 
ここからの原油相場見通し、加えてゴールド市況について
芥田さんに解説いただいています。
 
詳しくはアーカイブ配信で芥田さんの解説をお聞きくださいね。

https://www.radionikkei.jp/podcast/trendplus/plus2022104.html