お知らせ:

マーケット・トレンドPLUS

番組へのお便りはこちら

1213b.jpg

WTI原油価格は年初来安値を更新。
年初はコモディティのスーパーサイクルという言葉が市場に踊り、
2月にロシアがウクライナに侵攻すると原油価格が跳ね上がりWTI価格で
130ドル台まで原油価格は高騰しましたが、欧米の急ピッチな利上げなど
金融引締めと中国のゼロコロナ政策の長期化が原油価格を押し下げています。
 
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員 芥田知至氏に
原油、ゴールド市況の今後を展望いただきました。
 
OPECプラスは11月、それまでの段階的な原油増産から一転、日量200万バレルの
減産で合意。
それでも原油価格は下落を続けています。
先物市場も23年7月限までがコンタンゴ(順ザヤ)となっており、
需給が緩んでいることが伺えます。
EUによるロシア産原油の輸入停止やG7+豪州によるロシア産原油の
輸入価格上限60ドルのプライスキャップ制裁も警戒されたものの、今のところ
大きな混乱はみられません。
3月に130ドル台まで高値があった原油価格が足元では70ドル台。
いくらなんでも原油は下げ過ぎではないか、、、と芥田さんに伺ったところ、
コロナ前の2015年~2019年の原油価格は40~65ドル水準似合ったことを考えると、
それでもまだ原油は高いということで、実際米国のガソリン消費は鈍っているとか。
日本でも政府の補助金がなければガソリン価格はもっと高いわけで、、、。
23年の原油市場を占うポイントを整理してお話いただいています。
 
くわしくはアーカイブ配信で芥田さんの解説をおききくださいね。

https://www.radionikkei.jp/podcast/trendplus/plus20221011.html