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COMEXゴールドはこれまで重要な下値サポートだった1680ドルを割り込み、2020年4月1日以来の安値まで下落しています。
ゴールドだけではありません。
原油や株式市場も売られていますが、この背景にあるのが米国の金利上昇とドル高です。
 
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融貴金属アナリスト・亀井幸一郎氏にお話を伺いました。
 
亀井さんは「ターミナルレート」が切り上がっていることが、
米金利上昇とドル高を加速させている、と指摘。
9月FOMCでは、FF金利が23年に4.6%でピークに達するとの見通しが
示されましたが、ドットチャート上には4.8~4.9%予想も。
ここから更にターミナルレートが切り上がり、5%に乗せるのでは?
という見方も台頭し始めました。
 
これによりドルインデックス上昇が加速。
ゴールドマーケットにはドルインデックス上昇で機械的にゴールドを売る
アルゴリズムトレードが動いていると見られ、
ゴールドは5週連続でショートが積み上がり、
ゴールドのショートは160トンにも及ぶ規模に膨らんでいます。
 
この先物市場のショートはいずれ買い戻されるのですが、
7月に1週間で98トンものショートカバーが入った際には
ゴールドは100ドル超の上昇となっています。
 
そうした買い戻しが、いつ入るでしょうか?
市場がターミナルレートのピークを見極めた時点で、
ということになりますが、そのタイミングについて
亀井さんに解説いただいています。
 
また10月に入ると、インドのお祭り=婚礼シーズンが到来します。
インドの婚礼にはゴールドが欠かせません。
婚礼シーズンにはインドから実需の買いが旺盛に入るというのが
シーズナリティともなっています。
ここからの見通し、詳しくはアーカイブ配信で亀井さんの
解説をお聞きくださいね。

https://is.gd/Qkthm6