お知らせ:

マーケット・トレンドPLUS

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med.jpgシリコンバレー銀行、シグネチャーバンク、
シルバーゲート銀行と3行が立て続けに事業閉鎖に
追い込まれる事態に、3月のFOMCでは利上げが
見送られるとの観測が出てきました。
米金利の急低下を受け、ゴールドはじめ貴金属が急反騰。
ドル安はコモディティ高を誘引しますが、
景気が冷えこめばコモディティ需要減となります。
原油や工業用メタルはドル安でも上昇していません。
ここからの商品市況、どう読めばいいでしょうか・

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・リスク・アドバイザリー
共同代表 新村直弘氏にお話を伺いました。
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ここで「マーケット・トレンドPLUS」リスナープレゼントのお知らせです。
番組の感想をお送りいただいた方の中から抽選で
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・ネックピロウ北浜投資塾
・ラジオNIKKEIクオカード

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締め切りは2023年3月28日(火)です。皆様のご応募お待ちしております!
※当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。

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実質金利の上昇から鑑みると
ゴールド価格はもっと下落していても
不思議はない中で1800ドル台を維持。
米国と対立する国によるドル離れ、
急ピッチな金融引締めによる
クレジットリスクへの警戒などから
リスクプレミアムが上昇していたと考えられると新村氏。
逆に言えばゴールドのリスクプレミアムが低下しないことには
金融市場が安堵することはないのかもしれません。

ドル安でも原油は上がらず。
景気減速による需要減が上値を抑えてきましたが
SVB破綻をはじめとするクレジット市場の混乱は
景気後退懸念をさらに強めることから
原油価格低迷を長期化させそうです。

ただし、脱炭素の枷の影響で
上流部門投資が十分行われていないことから、
下げ余地も限定される、と新村氏。
景気底入れ時からの価格上昇ペースは
想定しているよりも速くなる可能性も。

この他、工業用金属、農産物市況についてもお話伺っています。

詳しくはアーカイブ配信で新村さんの解説をお聞きくださいね。
https://www.radionikkei.jp/podcast/trendplus/plus2023117.html