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2022年はインフレに対する米FRBの利上げによりゴールドは3/92069ドルを高値に9/281615ドルまで下落を強いられました。11月初旬までは1600ドル底値圏で揉み合い、冴えない相場が続きましたが、年後半に向けて反発基調へ。1/3,ゴールドは1829ドルで寄り付きましたが、足元ではほぼ年初水準まで戻ってきており、年初来のパフォーマンスはプラス圏に浮上しそうです。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は日本貴金属マーケット協会代表理事 池水雄一氏に
2022
年のゴールド市場の下値を支えた買い手の存在と
2023
年のゴールド相場の展望、注目すべきポイントを伺いました。

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2022
年、米金利上昇、ドル高という向かい風の中にあって
ゴールドが下値固く推移した背景には旺盛な現物需要がありました。

ゴールド現物を買っていたのはだれ?!

・個人投資家の存在

中国インドなど東側諸国の個人の現物需要。
彼らは金利動向など全く意識していません。
安くなったから買う、買いの理由は実にシンプル。

・欧米の個人投資家

今年、欧米の機関投資からは金利高、ドル高で
ゴールドの持ち高を減らす傾向が強かったのですが
(ゴールドETFからは資金流出が続いた)
インフレヘッジニーズが強く個人投資家らはゴールドの買い手として
その存在感を強めていました。

・世界の中央銀行の買い

中央銀行は外貨準備を様々な国の通貨で保有しています。
最も多いのが基軸通貨ドルでの保有ですが
今年は新興国を中心に世界の中央銀行のドル離れが顕著に。
ドルからゴールドへ替える動きの背景には何があったのか?

特にデーターとして明らかとなっていない
第3四半期の300トンにも及ぶ中銀のゴールド買いはどの国のものなのか。
ミステリアスバイヤーによる金買いが話題となりました。
池水氏に解説いただいています。

来年の展望含め、池水氏の解説はアーカイブ配信でお聞きいただけます。