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日経平均は3月安値から2番底を試すことなく堅調に上昇してきましたが、6月に高値を付けてから膠着の様相を強めています。7月6日には短期三角持ち合いを上抜けたようにも見えますが、例年7月8日、10日はETFの分配金捻出の売り圧力が警戒されるとあって、今日7日の日経平均は小幅安。ここからの日経平均の展望は...?!


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は元先物・オプションディーラー本河裕二氏をお迎えし日経平均株価の現状と今後の展望を解説いただきました。


日経VIも22.49と随分落ち着いてきました。
機関投資家らもリスクが取れる地合いとなってきますが
それでもこのところの日経平均の値動きから見るとやや警戒は残っていると本河氏。


注目はNY倍率。7日のNT倍率は14.39
なんと39年来の水準にまで上昇してきました。

NT倍率というのは「日経平均 ÷ TOPIX」

この数値が高いということは日経平均が割高なのか、TOPIXが割安なのか・・・。

このところファーストリティリングやソフトバングなど
指数寄与度の高い値嵩株が堅調である他、
半導体関連が世界的に強い流れを汲んで
東京エレクやファナックなども強いのが日経平均が強い背景。


TOPIXは世界から金利が消失するなかで銀行株が冴えず
足を引っ張っているものと考えられます。

本河氏によると、NT倍率がトップアウトして下がる際に
必ずしも日経平均が下落するとは限らないのだそうです。。。
TOPIXが上がってくることで修正される可能性もありますね。

さて、ここからどのように見るべきか。

詳しくはオンデマンド放送で本河氏の解説をお聞きくださいね。

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