OPECプラス会合に注目の原油、トウモロコシ価格にも影響 [ひろこの番組後記]
2020/04/07(火) 23:20 大橋ひろこ
新村氏は電話出演!スタジオにはアクリル板が。

新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大、日本政府も今日7日、緊急事態宣言を出しました。世界各国でロックダウンの動きが加速しています。


米国はじめ世界各国が財政出動や金融緩和を実施、年後半にかけて景気は回復軌道に復帰することが期待されていますが、コモディティ市況の今後の展望は?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。今日から始動のマーケット・トレンドPLUS!


初回の今日はマーケットリスクアドバイザリー代表 
新村直弘氏をお迎えしお話しを伺いました。



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原油市況

 

原油価格の下落はサウジアラビアの財政状況を直撃し、
OPEC諸国の財政に悪影響を与え、さらには株価の下落も引き起こします。
今週9日にOPECプラスの電話会談が予定されており
早晩、減産が再開されると考えられるのですが、
すでにシェール中堅のWhitingがチャプター11を申請するなど
原油安の悪影響も出始めています。

多くのシェールオイル企業は原油か原油価格下落リスクヘッジを行っているため、
直ちに破綻に繋がるわけではないと新村氏。
しかし、「ヘッジ期間が終了し、原油価格が生産コストを上回らない」
状態であれば、その段階で破綻や身売りなどの選択をしなければなりません。

通常、価格リスクヘッジは3ヵ月、6ヵ月、12ヵ月の期間で行うため、
次の山は6月、9月、12月となると解説くださいました。

仮に現在の水準が6月以降も続くのであれば、
ヘッジが終わった米国の生産者の破綻が加速する可能性も。
場合によると3分の1程度の生産者が生産停止となるやもしれません。
この場合200万バレル程度の生産に影響が出ると予想され
破綻や生産調整が進めば、年後半とみられる景気の回復時の
価格上昇ペースが顕著になる可能性もあると解説くださいました。

 金

ゴールド、足下では1600ドルを回復してきました。

現在、実質金利による回帰分析の結果得られる「リスクプレミアム」は
150ドルを中心に不安定に推移していると新村氏。
ほぼ過去10年程度の平均的な水準とのことですが、
これ以上金利は下げられないことを考えると、
そのような信用リスク、地政学的リスクが高まらなければ
さらに価格が上昇するのは難しいと見ることもできます。



 穀物



穀物は非景気循環銘柄ですがコロナウイルスの影響を受けてしまったと新村氏。
トウモロコシがガソリンの添加剤であるエタノールの原料に使われているためです。

実は米国のトウモロコシのエタノール向け需要は、需要の約4割を占めているのです。

米週間石油統計ではエタノール生産が猛烈な勢いで減少しており、
エタノール生産者は採算が確保できません。

原油安は、トウモロコシ市況にも影響しているのですね。

本来なら天候相場に入る時期ですが、需給相場で価格は低迷しています。

詳しくはオンデマンド放送で新村さんのお話しをお聞きくださいね。

http://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-200407.mp3

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