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2023年のLBMA(LONDON BULLION MARKET ASSOCIATION)
貴金属相場予想が公表されました。
参加アナリスト30名による相場予想を軸に毎年発表されるもので、
本日ご出演いただいた
日本貴金属マーケット協会代表理事 池水雄一氏もその一人です。
22年のゴールドの年間平均価格予想は1801.9ドル。
これに対して実際の年間平均価格は1801.09ドルでほぼビンゴでした。
集合知によってここまで正確な予想をはじき出せるとは驚きです!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は池水氏に2023年の貴金属LBMA予想をお伺いしました。

貴金属4メタルの中でパラジウムだけが下落予想。
ゴールド、シルバーそしてプラチナに関してアナリストたちは
2022年よりも上昇するとの予想となっています。

「ゴールド」
相場予想の平均値は1859.9ドル、22年比 +3.3%

ゴールドを動かす要因
1・米ドルとFRBの金融政策 43%
2・インフレ 14%
3・地政学リスク 11%
 
「シルバー」
相場予想の平均値は23.65ドル 前年比 +8.8%

もっとも安い安値平均予想が17.50ドル
最も高い高値予想が27ドル。
この27ドル予想がディラーネーム ブルース池水、池水雄一氏です。

現在20.70ドルと年初来安値ですが、年間通じてどうなっていくでしょうか。


「プラチナ」
相場予想平均値は1080.4ドル 前年比 +12.5%

貴金属4商品の中で最も強気予想がプラチナです。
水素社会において電極部分に使用されるなど
需要面尼テーマがあること、価格が割安であることなどが背景。


「パラジウム」
相場予想の平均値 1809.8ドル 前年比 ▼14.3%

唯一下落すると予想されているのがパラジウムです。
パラジウムの需要の大半がガソリン車の触媒使用。
世界でEVシフトが進められる中、需要が先細る見通しです。

池水氏には今年の貴金属マーケットの論点を総括いただきました。
詳しくはオンデマンド配信で池水さんの解説をおききくださいね。