お知らせ:

マーケット・トレンドPLUS

番組へのお便りはこちら

アメリカの長期金利が上昇基調にあることで、GOLD市場は冴えない値動きとなる中、PGMが全体に上昇しています。PGMとは、Platinum Group Metals 白金族。プラチナ、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、オスミウムの6つのメタルを指します。(貴金属というのはゴールドとシルバーとPGMのこと)


皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は貴金属スペシャリスト 池水雄一氏をお迎えしお話を伺いました。


「パラジウム」
世界最大のパラジウム生産社であるロシアノリリスクニッケルが
シベリアのオクチャブリスキーとタイミルスキー鉱山に浸水被害が発生。
浸水により生産がストップしてしまっていますが、処理を終え
フル稼働の戻るには3ヶ月から4ヶ月かかる見込みです。

ノリリスクは2021年のPGM生産量は見通しを20%程度下回る可能性がある発表。
このニュースをきっかけにパラジウムは2400ドルから一時2750ドルまで急騰しました。
歴史的高値は2020年3月末の2883ドル。
ほぼ10年にわたる供給不足の累積に加え、ノリリスクの生産障害は
パラジウムにとっては大きな上昇要因となります。

そして池水さんには
「ロジウム」「プラチナ」価格についてもお話を伺っています。

金利に影響されるGOLDとは全く異なる需給が価格を動かしています。
詳しくはオンデマンド放送で池水氏の解説をお聞きくださいね。

https://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-210323.mp3

そして今週土曜はウェビナー開催です!

3月27日(土)13:00~
北浜投資塾ウェビナー 『守りのゴールド、輝くかプラチナ』
~ウィズコロナ  脱炭素時代の貴金属マーケット展望 ~
 
金融・貴金属アナリスト 亀井 幸一郎氏
森田アソシエイツ代表/WGC顧問 森田 隆大氏
 
金プラチナ需給と相場展望!必見です。