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マーケット・トレンドPLUS

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12月17日の自工会(日本自動車工業会)の会長であるトヨタの豊田氏の会見が話題です。10月26日菅総理の所信表明演説で「2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言されたことを受け、「全力でチャレンジする」としながらも、「国家のエネルギー政策の大変化なしにはなかなか達成は難しい」との見解を示しています。


皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は貴金属スペシャリスト池水雄一氏をお迎えし
次世代自動車と貴金属をテーマにお話を伺いました。

まずは番組からプレゼントのお知らせ!!

アンケートにお答えいただいた方の中から、
抽選で豪華プレゼントが当たります。

●「ラジオNIKKEI特製QUOカード」・・・5名様
●江守哲さん著書「金を買え 米国株バブル経済終わりの始まり」・・・3名様
●亀井幸一郎さん著書「通貨の凋落で金急騰がはじまる!」・・・3名様

締め切りは12/29(火)23:59。
当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
番組へのご感想を書いて、是非ご応募ください。
たくさんのご応募お待ちしております!

ご応募はこちら!
https://www.radionikkei.jp/event/trendplus-present2012.html


日本の主要な産業である自動車は内燃機関が主流。    
もし国内にある乗用車400万台の全てがEV車となった場合
夏の電力使用のピーク時には電力不足に陥ると試算されています。
電力不足解消には発電能力を10~15%増やさないとならず、
これは・原発でプラス10基、火力発電であればプラス20基必要な規模。
充電インフラの投資コスト約14兆円~37兆円にもなるのだそうです。


日本の発電電力量比率では石油や天然ガス、石炭などによる火力発電が約77%。
再生エネルギーと原子力が23%です。
対してフランスは火力発電が11%に対し原子力中心の再エネが89%。
火力発電に頼る構造ではそもそものカーボンニュートラルは達成できませんが、
日本はガソリン車販売停止を掲げる一方で、EV車この電力供給を
カーボンニュートラルで賄うことができるのでしょうか。


豊田氏は「電動化にはハイブリッド車も含まれていることを理解して、
EV化ばかりをことさらに煽動するべきでない」とのメディアへ
苦言を呈した側面もあったかと思いますが、
そもそものエネルギー政策の大転換が伴わないことには
がー盆ニュートラルは絵に描いた餅であると
指摘したものと思われます。


池水氏に豊田氏会見を受けての見解を伺いました。
また、触媒としてのパラジウム、プラチナ市場にとっても
大きな転換となってくる話でもあります。


PGM市場の今後についてもお話を伺いました。

詳しくはオンデマンド放送で池水氏の解説をお聞きくださいね。