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10月後半にかけて日米ともに株式市場が堅調です。米金利上昇と世界の景気後退懸念から売り込まれてきた株式市場、今週1112日の米FOMCでは0.75%の利上げが見込まれていますが、このビックイベントをこなして株式市場の上昇は続くでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は元証券ディーラーたけぞうさんをお迎えしお話を伺いました。

10
28日までに業績予想を発表した企業のうち3割にあたる55社が
最終損益の見通しを引き上げ、上方修正額は4300億円を超えた-
との日経新聞(10/30)の報道にあるように
円安が日本企業の業績を押し上げています。

猛烈なインフレから利上げを急ぐ米国はドル高にあえいでいますが
(メタ、アマゾン、グーグルなどの決算はボロボロでした)
日本は金融緩和を継続しています。
さらに、日本株市場は中国から流出したマネーの
受け皿になっているとの指摘もありますが、
現政権下では増税の議論が積極的になされているのが気がかり。

また、上場株の投資単位を50万円未満に引き下げるよう
東京証券取引所がファーストリテイリングなどに要請したことも話題。
投資単位が50万円以上は上場企業全体の5%にあたる197社にも上ります。
100
万円以上の企業は39社、個人投資家には手掛けにくいですね。

もし、株式分割など、投資単位が50万円以下に引き下げられるような
改革があれば潤沢な日本の個人マネーが流入する可能性も。

ここからの日本株市場のポイントをたけぞうさんに伺っています。
詳しくはアーカイブ配信でたけぞうさんの解説をお聞きくださいね。
https://www.radionikkei.jp/podcast/trendplus/plus202296_1.html