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10月6日火曜日、日経平均は 121.59円高 23433.73円。
トランプ大統領新型コロナ感染などマーケットを揺るがすニュースには事欠かぬ中でも
日経平均は膠着を強めています。

ここからの展望をもと先物オプションディーラー本河裕二氏に伺いました。

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今日の日経平均VIは21。なかなか20を下回りません。
20を下回ってこないことにはリスク許容度が上がらぬ向きも
多いと思いますが、なぜ日経平均は膠着状態の中、VIが下がりきらないのか。

その謎はオプション市場にありそうだと本河氏。
10月6日現在、日経225オプション12月限の
2万円のプットが32600枚。
18000円プットが22353枚。
そしてなんと9500円プットが20480枚と2万枚を超えています。

※2万枚を超えると意識されます。


PUT側にニーズがあるということは下落に備える向きが多いということ。
流石に9500円まで下がると思っている向きがあるとは思いませんが、
本河氏は2月のコロナショックの時にはこうした安値のPUTが急騰、
大きな利益となったことが記憶に新しいとして、
2匹目の泥鰌狙い、、、とはいいませんが、下落に備えるヘッジニーズが
大きくなっていると解説くださいました。


こうした極端に離れたところにあるオプションの存在が
日経VIを高止まりさせている可能性があります。
※実際には当限と次限月で算出されるため12月限は
今のVIには関係がないのですが、引っ張られているのでは?

急落は備えがない楽観ムードの時ほど起こりやすく、
下落への備えがあればあるほど、相場は下がらないものです・・・。

また、東証のシステム障害でも
動じなかったマーケットについても伺いました。
システム障害での取引停止は売りとの連想に繋がりますが、
過去ケースから実際に売られたケースは殆どないと本河氏。


様々な観点から日経平均の現状分析と今後の展望を頂きました。
詳しくはオンデマンド放送で本河氏の解説をお聞きくださいね。
http://radiko.jp/#!/ts/RN1/20201006163000