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22年は、猛烈に上昇する米金利があらゆるリスク資産市場の
向かい風となりました。
ゴールド市場においても長きにわたって下値支持ラインと
見られた1680ドルをも割り込む局面がありましたが、
11月初旬に底入れし、その後3カ月で300ドルもの上昇を
見せています。
 
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎氏をお迎えし
年末年始にかけての上昇の背景と、ここからの展望を
いただきました。
 
11月からのゴールド上昇の背景には、米利上げ幅縮小
観測によってDXY(ドル指数)がトップアウトしたことが
上げられます。
11月3日のFOMCが下地を作りましたが4日(金)の10月雇用統計
で猛烈に反騰開始となりました。
この時COMEXゴールド先物市場の投機家ポジションは
ネットショートに傾いていたことも上げられます。
買い戻しがひと相場作りました。
 
また、上昇の下地になったのは「現物需給」。
草の根的な個人の地金・金貨買いに加え、世界の中央銀行部門の
ゴールド買いが下値を支えた側面も。
 
そして、今週は注目のFOMCに、米1月雇用統計、ISMに
テック企業決算など注目イベントが目白押しです。
FOMCは25bpへの利上げ幅縮小が織り込まれていますが、
今回のFOMCでの注目点はどこにあるでしょうか?

また、亀井氏は2月22日に公表されるFOMC議事要旨が
ボラティリティを高めるイベントとなる可能性を指摘。
 
今週の雇用統計の注目点含め
今後のゴールド価格展望はアーカイブ配信でぜひ亀井氏の
解説を音声で聞いてみてくださいね。

https://www.radionikkei.jp/podcast/trendplus/plus20221129.html