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5月11日、日経平均は一時1000円を超える下落を示現。
終値では909円安28608円と今年2番めの下落幅を記録しました。
前日の米国株式市場で半導体関連、グロース銘柄が大幅安となった
流れを引き継いで売りが優勢となりましたが、
それだけの理由では説明がつかない下落幅となりました。


皆さん御機嫌如何でしょうか、大橋ひろこです。
今日は元先物オプションディーラー本河裕二氏をお迎えし
日経平均の急落の背景について解説いただきました。

ナスダック総合指数やSOX指数はWトップの形状となっていますが
ダウ平均は上昇トレンドを崩していません。
ワクチン相場とも呼ばれる景気回復、バリュー株はしっかりと推移
しているのが現在の相場で、日本株市場でも鉄鋼、海運などはしっかりです。


ワクチン普及から経済の正常化が物色銘柄のシフトをもたらしている
という指摘もあり、日経平均でも東京エレクトロン、アドバンテストなど
ハイテク関連とされる一角の下落が比較的大きかったようです。

しかし、循環物色での売りだけで1000円安を説明できません。

本河氏は日経新聞が10日、日経平均の採用ルール変更の検討にはいったとの報道が、
一部銘柄の売りにつながった可能性を指摘。

任天堂や村田製作所などの採用の期待が高まる反面で
現在採用されている日経平均構成銘柄の一角に
思惑の手仕舞いがあったのではないか?!

詳しくはオンデマンド配信で本河氏の解説をお聞きくださいね。

https://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-210511.mp3