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左から・・・SBI証券・澤田安太郎社長、カブドットコム証券・齋藤正勝社長、マネックス証券・松本大CEO、楽天証券・楠雄治社長

3月18日(日)両国国技館で開催された「ネットで投信フォーラム in Tokyo」の模様をレポートします。

SBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券の4大ネット証券が手を組んだ「ネット証券4社共同プログラム」の「資産倍増プロジェクト」が主催する個人投資家向け投信イベントの第2弾(第1弾は昨年11月の大阪)。


ハッピ姿の4社長そろい踏み

あいにくの小雨模様の中、多数の個人投資家の方が来場され、開場の午前9時30分前から長蛇の列。
イベントはまず冒頭、基調講演に先立ち4社代表が揃って登壇し開会のあいさつ。

檀上でのあいさつ後行われた記者会見で、4社長が当プロジェクトに対する思いをそれぞれ熱く語りました。本来は2011年7月に予定されていた当イベントが、震災の影響で延期となり8ヶ月を経てこの日開催できた、つまり「今日がスタート」(カブドットコム証券・齋藤正勝社長)。プロジェクト立ち上げからのこの1年、大震災や相場低迷などを考慮しても、これまでのところ大成功と言えるのではないか(マネックス証券・松本大CEO)と評価する声。そして成果を短期で求めるのではなく長期的視野にたって、長く続けることが大事(SBI証券・澤田安太郎社長)との声も聞かれた。また投資信託以外にも4社で協力できることがあるのでは(楽天証券・楠雄治社長)と、新しい可能性にも言及。



ブースは各社力を入れて、社員スタッフも奮闘

メインステージでは東国原英夫さん(前宮崎県知事)による基調講演、協賛社プレゼンテーション、ファイナンシャルプランナー深野康彦さんとタレント福田萌さんのトークセッションなどが進行。

一方で地下1階・大広間の展示スペースでは出展社ブースは大勢の人でごった返し。各社ノベルティを用意し、かなり賑やかな演出で、イベント終了まで人手が途切れることはありませんでした。


左から・・・SBI証券・中村梨花さん、、カブドットコム証券・田中空見子さん、マネックス証券・阿部あいさん、楽天証券・日野静花さん

そして午後2時20分からはお待ちかね!4社の各論客が一本も退かない(!?)パネルディスカッション「激論!”投資信託”~春場所~」。前回はパネリストから時間が足りないとの声があがり、70分に延長していざゴング。、、、とその前に、パネリストの呼び込み役として4社”なでしこ”社員が登場。3人はラジオNIKKEI「夕焼けマーケッツ」にゲスト出演されています。


左から・・・植村佳延さん(SBI証券)、臼田琢美さん(カブドットコム証券)、広木隆さん(マネックス証券)、山崎元さん(楽天証券経済研究所)

パネルディスカッションは、あらかじめ用意された「テーマ」をお題として提示し、4人が順番に一言ずつ(=といっても長め)コメントし徐々に膨らませていく、といった展開でした。1つめのテーマは「2012年これから相場はよくなる/よくならない」、第2テーマは「インデックス投信派?アクティブ投信派」?」などなど。お題が出されるとパネリストが手元の(1)/(2)の札を掲げるのですが、両方上げてしまうパネリストも(笑)。
結局70分でも時間は足りなかったようですが、少なくとも前回(大阪)よりはパネリストのみなさん、満足度は高かったはずです(^^


ブースに立ち寄るorアンケートに回答等でもらえたノベルティ&粗品の数々

イベントの最後は大盛況「新世紀の大潮流と『勝ち組』の構想力」と題した大前研一さんの基調講演で幕を閉じました。

投資信託というと、これまではどうしても「売る側」「運用する側」の論理が優先されがちでしたが、ぜひネット証券4社にがんばってもらい「投資家の側」が最優先されるサービス形態、仕組み、制度、ルール整備を推進していただきたいものです。
イベントは多数の来場者で盛り上がり大成功。4社長の意気込みも確認できましたので、新年度もきっとこのようなイベントを催してくれるはずです。期待しましょう♪


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