10月17日の「今日の1社」は、フォーライフ(3477)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2018/10/17(水) 11:34 今日の1社担当

 10月17日の「今日の1社」は、フォーライフ(3477、東証マザーズ)を放送しました。

 今回は、代表取締役社長 奥本 健二様にお越しいただき、沿革、セグメント別売上高、強み、差別化、注文住宅事業、成長戦略等についてお話を伺いました。

 同社は、横浜市、川崎市、東京都城南地区を主要エリアとして、「低価格・高品質」な分譲住宅、注文住宅を提供しております。

 同社の事業を支えている強みは、地元不動産会社とWIN-WINの関係を構築し、土地仕入コストと販売コストの削減を両⽴している「地域密着営業」、設計から施工管理まで自社で行う「自社一括体制」、引渡累計が2,000棟に近づいている実績による企画力、設計・提案力と、その結果である「価格設定」の差別化です。
 これらの強みによって、狭小地・変形地においても他社と同等の居住スペースを確保し、駅徒歩圏内で、価格を抑えた住宅を提供するという、大手社やパワービルダーが成し得ないことを実現しています。

 井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
フォーライフ(3477) (東証マザーズ)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は、代表取締役社長 の 奥本健二 (おくもと けんじ)様。

「夢」

▼「より高品質な住宅を、よりローコストで提供したい」
 2004年より、「より高品質な住宅を、よりローコストで提供したい」との思いから「分譲住宅事業」を開始し、横浜・川崎エリアを中心に事業展開を進め、一昨年12月に東証マザーズ市場に上場を果たした。

 事業セグメントは、この「分譲住宅事業」、「注文住宅事業」と、昨年より京都で開始した区分所有のマンションのリノベーションである「再生住宅事業」の3つ。売上高に占める割合は、 「分譲住宅事業」が約85%、「注文住宅事業」が約15%となっている。

 また、事業展開エリアは東急東横線沿線が中心で、渋谷、大倉山、横浜にショールームを構えるとともに、武蔵小杉住宅展示場には、「プレシャス」という新商品の注文住宅をモデルハウスとして出展している。(これがまた、100平米で1,700万円という極めてリーズナブルなベース金額で、他のハウスメーカーとの比較において圧倒的な訴求力がある。)

▼『都市型コンパクト住宅』の提供を支える強み
 「より高品質な住宅を、よりローコストで提供したい」という想いの答えが、「低価格・高品質な『都市型コンパクト住宅』の提供」。同社の強みは、売上構成比から見て主力事業である「分譲住宅事業」に十分に活かされている。

 その1つめが、「土地の仕入」。

 同社は、完成前に住宅を販売するが、その住宅の販売は、土地を仕入れた不動産会社に依頼する。これは、不動産会社にとって非常に有り難いことである。土地の売却で手数料、そして、住宅の販売で手数料が入る。それまで1棟であった土地に2棟の新築住宅が建てば、手数料はさらに増す。当然、不動産会社は売却の優先順位として同社を最上位に持ってくるであろう。

 この"WIN-WINの関係"を継続することにより、同社は充実した土地情報を入手している。不動産会社に対する「地域密着営業」であり、このことが、結果的に土地の仕入コストの削減に結びついているのだ。

 また、社員の約3割が建築士であることから「自社設計」を行い、「施工管理」も自社で行うことにより中間コストの削減に努めている。上記の通り、販売部門はなく、委託であるためコストはなく、また、 完成前販売を行うことにより、土地の仕入から販売までが非常に期間が短いという、経営における「資産回転率の高さ」が実現できている。

 但し、これだけで住宅が売れるわけではない。

 完成前販売が行えるということは、出来上がる前に売れてしまうということ。これが実現できているのは、何よりも、「訴求力の高い間取り」と「価格設定」が実現できているからである。引渡累計が2,000棟に近づいている実績による企画力、設計・提案力と、その結果である「価格設定」の差別化が、購入サイドから見た、同社の圧倒的な強みである。

▼夢を叶える
 これらの強みによって、狭小地・変形地においても他社と同等の居住スペースを確保し、駅徒歩圏内で、価格を抑えた住宅を提供するという、大手社やパワービルダーが成し得ないことを実現している。立地、価格、そして品質の、3要素全てにおいて、夢を叶える分譲住宅の販売という形で。

 奥本社長は、『年収400万円で建てる都心の注文住宅』(幻冬舎)という本を上梓されている。多くの施工事例写真も載っており、家づくりのポイント、注意すべき点、そして、価格の裏側の事情までも詳しく解説されていて非常におもしろい本である。

 夢は持ったほうがいい。若い世代は特にそうだ。
 結婚、そして、家を建てるという人生の大きなイベントは、それ自体が夢である。
 これから初めて家を購入することを考えている世代に、ぜひこの本を読んで欲しい。
 人生のロードマップの随分先に据えておいた「家」という夢を、ぐっと手前に引き寄せることが出来るかもしれない。
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取材後記は以上です、いかがでしたか?

本日の放送はオンデマンド配信にて早速アップされております。是非お聞きください。

それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)
フォーライフ IRサイト
アサザイ(2018.10.17放送分)

代表取締役社長 奥本健二さまと

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