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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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 2月21日の「アサザイ 今日の1社」はさくら総合リート投資法人(3473・東証)を放送しました。

 今回は、さくら不動産投資顧問株式会社 代表取締役社長 村中 誠 様にお越しいただき、スポンサーの紹介、投資ガイドライン、ポートフォリオ、成長戦略等についてお話を伺いました。

~2つのスポンサーのノウハウを結集~
 同社は2016年9月に上場したばかりのリートさんですが、同社を支えるスポンサー2社は不動産・リートのプロとして長い実績があります。
 日本管財は、昭和40年設立、50年以上の歴史を誇る日本有数の建物管理運営会社です。管理実績は、オフィス、商業、住宅に加え、大使館や病院にまでおよび、正に総合型リートのスポンサーとして様々なタイプの管理ができるプロ。その管理能力は、他のリートの物件管理も多数任せられるなど業界内でも定評があります。
 ガリレオグループは、豪州の不動産・ファンド運用グループ。豪州、日本、米国でこれまで約5,600億円の取得・開発実績があり、リート運用についても9件の上場手続き・運営に直接関与するなど正にリートのプロ。
 そして、このスポンサー2社は、2006年から豪州上場リートを共同運営してきたパートナーでもあり、その2社が、互いのノウハウを結集し、2016年に協働でこのさくら総合リート投資法人を上場させました。

 それでは、その二つのプロがサポートする、同社の代表物件をご紹介します。


▼オフィスビル:成信ビル



















 東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線「新宿三丁目」駅から徒歩約2分と都心接近性及び交通利便性が良好な物件です。建物については、平成元年竣工のオフィスビルであり、基準階貸室は約180坪の分割可能な区画を確保しています。元々が企業の本社ビルであったこともあり、建物外観やエントランス等共用部分についてのグレードは高いといえます。

 また、維持管理の状態は概ね良好であることから、今後計画的な修繕・更新を行うことにより機能性を維持することが可能であり、賃貸についても標準的な競争力を有しています。


▼商業施設:シュロアモール長嶺









 2007年9月28日にオープンした、熊本県熊本市東区にある商業施設です。通称農免道路沿い、JA熊本経済連の総合流通センター跡地に位置し、敷地面積は約2万8500㎡。店舗は鉄骨造り1~2階建ての建屋5棟で構成、延べ床面積は約1万3400㎡、総売場面積は約1万㎡の物件です。核テナントはハローデイ経営のスーパーマーケットで、このほか衣料品販売の「サンキ」、100円ショップの「セリア生活良品」、フィットネスクラブの「ホリデイスポーツクラブ」等が入居しています。


▼住宅:白井ロジュマン











 千葉県白井市に所在し、新京成電鉄の鎌ヶ谷大仏駅に位置する、南東向きと南西向きに住戸が配置され総戸数は337戸の大規模マンションです。間取りは68.95㎡~91.28㎡の2LDK~4LDKとDINKSやファミリー向けのプランニングにされています。また住戸には浴室換気乾燥機などが設置、他にも集会室や提供公園も設けられています。周辺は戸建てが建ち並ぶ住宅街で、スーパー、ホームセンター、ドラッグストアが至近にある便利な物件です。


~「成長性」と「安定性」の同時追求~
 同社は、オフィスビル、住居、商業施設を中心とした総合型リートです。
 景気拡大時は収益のアップサイドを享受することができる「オフィス」、景気変動にかかわらず、賃貸需要及び賃料相場が比較的安定している「住宅」、人や物が集結する地域において一定の消費が見込まれ、安定した賃料収入が期待できる「商業施設」等、これらのアセットタイプや立地に関して柔軟な投資を続けて、同社の最大のテーマである「成長性と安定性」の2本柱を支えています。
 現在の運用資産は約600億円。前期末、稼働率98%と高稼働を維持しつつ、物件入替により収益性を高め、分配金利回り6%を超える非常に魅力的なリートに成長してきました。
 物件をしっかりメンテナンスする日本管財、グローバルに開発実績あるガリレオグループ、この2社の強みを最大限活用し、今後5年以内に資産規模1,500億円を目指すという同社。アサザイも今後の展開にぜひ注目してゆきたいと思います。

~オンデマンド配信のお知らせ~
早速オンデマンド配信を開始しております。改めて是非お聞きください!
アサザイ(2018.2.21放送分)

(関連リンク集)
さくら総合リート投資法人 ウェブサイト

さくら不動産投資顧問株式会社 代表取締役社長 村中 誠さまと