10月26日「今日の1社」は、モバイルファクトリー(3912)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2016/10/26(水) 11:04 今日の1社担当

 10月26日「今日の1社」は、モバイルファクトリー(3912、マザーズ)を放送しました。

 今回は、代表取締役 宮嶌 裕二様におこしいただき、沿革、事業内容、決算状況、今後の方向性など詳しくお話しを伺いました。

 位置情報連動型ゲームを中心としたソーシャルアプリサービスと、着信メロディ事業を中心としたコンテンツサービスを展開している同社、イベントも積極的に展開しており、今までも多くの鉄道会社等と位置ゲームを利用したイベント等を行ってきました。現在もゲームを通じて地方活性化を目指す「地方創生」を目的としたイベントをH.I.S.とともに行っています。

 井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
モバイルファクトリー (3912) (東証マザーズ)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の宮嶌 裕二( みやじま ゆうじ )様。

「位置ゲーム日本一を目指して」

▼モバイルファクトリーの設立
 簡単に沿革を紹介すると、登記上の株式会社としての設立は2003年4月であるが、それ以前、2001年10月に宮嶌社長が設立した有限会社モバイルファクトリーが前身である。
 
 2002年2月に着メロASPサービスをリリースし、携帯電話向け着メロサイト、占いサイトなどのモバイルコンテンツサービスを基幹業務と据えて事業基盤を拡大させ、2009年末にゲームアプリなどのソーシャルアプリサービスを開始し、2011年3月にGREEのプラットフォームで「駅奪取」の提供を開始したことにより位置ゲームの分野へ進出を果たし、業績が大きく伸び、昨年(2015年)3月に上場を果たした。

▼2つの事業セグメント
 セグメントはソーシャルアプリサービスとコンテンツサービスの2つ。
 ソーシャルアプリサービスは、位置ゲームやスマートノベルのサービスである。

 具体的な位置ゲームの商品としては、「ステーションメモリーズ!」、「駅奪取/駅奪取PLUS」、「ふなっし-のおさんぽ日和」などがあり、スマートノベルはユーザーがストーリー性のあるノベル型ゲームを楽しむもので、これは位置ゲームではない。

 また、コンテンツサービスは、着メロ事業が中心であり、スタンプとメロディが取り放題の「スタメロ」もソフトバンクのアプリサービスで展開している。このコンテンツサービスは安定的な収益事業、言い換えればストック型ビジネスである。

 両セグメントの売上高比率をみると、先週発表した今期第3四半期の売上全体に占めるソーシャルアプリサービスの比率は59.0%と、前年同期の49.2%から大きく上昇している。これは注力している位置ゲーム、特に「ステーションメモリーズ!」が好調なことが要因である。
 この好調さは決算全体の計数にも表れている。今期第3四半期の売上高は、前年同期比で19.2%の増収となり、営業利益は98.7%増、経常利益も106.1%増と、ほぼ倍、またはそれ以上になっている。増収率よりも増益率の伸びの方が大きいのは、原価率の高いスマートノベルの売上が減少し、利益率の高い「ステーションメモリーズ!」 の売上が伸びたことが大きな理由である。
 この好調な決算推移により、今期は前期の1株あたり10円の配当(この10月の分割考慮後数値)を22円にまで増やす見込みである。

▼モバイルファクトリーが目指すもの
 放送のなかでも熱く語られていたが、同社が現在目指しているのは、位置ゲームの日本一を目指すこと。
 モバイルコンテンツやソーシャルアプリゲームの市場は、今後も引き続き成長が見込まれるが楽観視はできないものの、位置情報連動型ゲームの市場はより拡大すると思われ、その位置ゲームの分野で日本一を目指すということである。

 また、同社は、多くの鉄道会社などと同社の位置ゲームを利用したイベントを行ってきたが、現在、「地方創生」を掲げ、H.I.S.とともにイベントを行っている。
 昨年の長崎県「ハウステンボス」、兵庫県「神戸どうぶつ王国」へのO2Oイベントは約4、000人の送客実績を記録したが、この9月より愛知県蒲郡市観光協会の協力のもと、同市「ラグーナテンボス」への送客を目的としたイベントをH.I.S.クーポンと行っている。(12月22日まで)

 また、株式会社エイチ・アイ・エスが幹事会社として参加している「2016年度ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」に共同で「こだわりの駅弁」部門を設置し、受賞駅弁を求めて販売地まで足を運んでもらうキャンペーンを開催する。

 今年の年末からは広告等の告知、露出も増やすことを考えているという同社。位置ゲームのカテゴリーでの同社の動向はやはり注目に値する。現在、同社はスプリングキャピタル社の企業ランキングのユニバース(対象)外であるが、来年には加わることが予想される。今から、どのような順位に飛び込んでくるか非常に楽しみである。
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 取材後記は以上です、いかがでしたか?
 年末から始まる同社の広告、ぜひ皆様もチェックしてください。

 それでは来週もお楽しみに!


(関連ウェブ)
モバイルファクトリー IRサイト
アサザイ(2016.10.26放送分) ゲスト企業:モバイルファクトリー

代表取締役 宮嶌裕二さまと

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