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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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 12月9日の「アサザイ 今日の1社」は、りらいあコミュニケーションズ(4708、東証1部)を放送しました! 

 放送でもありました通り、同社は2015年10月より 「もしもしホットライン」から「りらいあコミュニケーションズ」に社名を変更し新たなスタートを切りました。

 新しい社名には「事業」もさることながら「ビジョン」を明確に伝えたいという思いが強く込められている気がします、井上哲男の取材後記でも社名変更の意味について詳しくご説明頂いております。

 どうぞ最後までご覧ください。

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取材後記
りらいあコミュニケーションズ (4708) (東証1部)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長、中込純 (なかごめ じゅん)様。

「 2つの"りらいあ" 」

▼社名変更の意味
 
「もしもしホットライン」。市場関係者の誰もが知っているその商号を変更した理由が大変よく分かる放送であった。社名変更の理由を理解すること、それこそが、現在の同社のビジネスモデルを理解することである。番組の中で私が述べたように、選挙の度に関連銘柄として取り上げられる同社の収益は、そのようなスポットな要因に左右されるものではなくなっている。

 コールセンター業務とは、社長が言われたように、企業がコストカットを意識して依頼するものである。しかし、同社はそのコールセンター業務から出発したのだが、単なる電話応対業務ではなく、そのデータ分析、マーケティングの提案、係る後方事務や管理の請負い、そして、実際の店舗や訪問によるマーケティングまで請け負っている。いわば、企業と、企業の顧客という双方に対して「顧客接点事業」をワンストップで行う企業へと成長していたのである。これは、顧客である企業の価値を高めるお手伝いであり、売上・利益の伸びに寄与することを最終的な目標としている。
 コストカットを"後ろ向き"と呼ぶと語弊が有るかもしれないが、敢えてそう呼ぶとしたら、現在の同社の事業は"企業の前向きな姿勢"のお手伝いなのである。

 「顧客接点事業」と自らが呼ぶ現在の事業の本質がこれであり、であるから、社名に(顧客との)「信頼」を意味する「りらいあ」を掲げたのである。

▼高い経営指標ランキング
 
番組の中でも紹介したように、弊社の経営指標ランキングにおける総合順位は3220社中567位と非常に高い。上位20%以内に属する計算である。そして、大項目である「健全配当性向」の順位は、なんと20位である。「設備投資に関わるスポットなキャッシュフローが発生しない限り、配当性向50%以上を意識して株主還元を図ってきた。これを続ける」と社長は言われた。

 「りらいあ」(Reliance、Reliable)。この冠は、顧客である企業だけでなく、株主に対しての姿勢も表している。私は強くそう思った。
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 取材後記は以上です。いかがでしたか? 

 「りらいあ」は、信頼を意味する英語(Reliance・Reliable)に由来しているんですね。
 「信頼の環」で人・社会と企業や組織をつなげ、共に価値を創造してゆくというメッセージが込められているとのこと、「りらいあグループがこれから目指してゆくもの」が強く伝わってきました。
 今後の展開にぜひ注目してゆきたいと思います。

 それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブサイト)
りらいあコミュニケーションズ IRサイト

代表取締役社長 中込様、IRご担当者様と