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マーケット・アナライズ・マンデー

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◼︎今週のストラテジー
予想とちょっと違う結果に
6割を超える反対票が集まりました。

土曜日のテレビで出して頂いた
「NO」のシナリオによると、
ECBによる ELA停止?
銀行破綻?資金枯渇?独自通貨?EU離脱?
などがあげられましたが、どうなっていくのか要注意。


これを受けて一番影響を受けるのは為替。円高。
こんな時にアメリカは利上げできるのか?
そもそもの円安株高シナリオが黄色信号に。
指数ものは大きく下方バイアスがかかってしまいます。
内需系や個別はそこまで変える必要はなさそう。
(中国リスクなどは注意)


輸出関連は下げが目立っています。
ECBがブルガリアに資金供給していることや、
ウクライナのデフォルト問題など
火種は静かに広がっています。
トロイカ体制が次の一手を打つまでは要注意。


今週以降は全体相場に関しては戻り売り。
場合によってはポジションを落とさないといけないケースも。
いま為替を125円、130円というシナリオを描くのは不可能。


スウェーデンの追加のマイナス金利がニュースに。
スペインやイタリアの金利が上がったら打つ手がなくなるので、
その前に量的緩和をしておきたいので、
ECBは資産買い入れ対象を広げるなど準備をしている様子。


アメリカの6月雇用統計は22.3万人のプラス。
予想よりは若干弱いのですが、
アクセルを踏むような数字でも、
ブレーキを踏むような数字でもない感じ。
これを受けて、利上げは12月説が優勢になりつつあるようです。


アメリカの利上げが控えているという中での国際金融不安。
利上げ後の不安であれば、利下げすれば良い。
ここが難しいところ。
分断されたヨーロッパで量的緩和する意味も問われる。


トロイカ(EU、ECB、IMF)のうち、
IMFは日米も絡んでいる。
責任はどこに行き着くのかというと、
最終的には IMFなのでは。
計画が甘かった等の批判も出そうです。


日銀短観は良かったのですが、
日本も悪いところが出始めています。
鉱工業生産指数が悪く、4-6GDPももしかしたら悪い。
数量ベースで輸出が減っている。中国リスクなど。
日本株はまだまだ打つ手があるものの、
これ以上先に進む展開は難しそう。



◼︎先週の振り返り

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ギリシャの国民投票直前の放送でしたので、
ギリシャ問題について細かく分析をして頂きました!
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