みなさんこんにちは、櫻井です。

自民公明圧勝という結果を受けてのマーケットは、
中長期はポジティブ、
短期は予想通り材料出尽くし利益確定売りという形になりました。

■今週のストラテジー
強気で臨んで良さそう。
大筋はここ３週間14,900〜400円台の調整という
トレンドの中に居るので、
買い目線では先週金曜下げた14,500円を目処に
15,000円乗せをどこでするのかが注目。

金曜日・今日午前中と、利益確定売りは既に２度出ていることからも
イベントで動くトレーダーの売買は終了したと見て良いのでは。
目先に一喜一憂するのではなく、
じっくり買いの目線が上がってきたと捉えて戦略を。

今回はとくに、一般の投資家が追えない秒速スピードの
アルゴリズム取引が下げを加速した面もありそうです。
ここ最近、以前より急速な値動きが増えてきたのは
システム変化の影響も大きいのではないかとのこと。

このような中で個人投資家は、どう戦うか？という問いに対し、
避ける。ついていかないこと。と岡崎さん。
前場寄り付き・終了、後場寄り付き・終了をしっかり見て
作戦を考えていくことが大事なので
その場面では戦わず、別のスピードで戦略を立てることが大切です。

また最近の傾向としては、日銀のオペエレーション後
10:10くらいから動くことが多いようですが、
オペレーション結果のみの発表では日銀の意図は見えないことから、
それ自体が上げか下げかの要素ではなく、
値動きによって解釈を行い、上げ下げのメッセージになってしまいがち。
メディアやプロでもその解釈が出来ていない状況です。

従って、自分自身でしっかりオペレーションを読み直すことが重要。
いつもより量が多いか少ないか、スケジュール的なものや、
中国マーケットが関係あるのかないのか等々・・・
あらゆる条件を総合的に判断すること。
もし上げ/下げの材料がそこに無いと分かれば、
元々考えていた戦略をひっくり返す必要があるのか冷静に考えること。
瞬時の判断はあまり必要ないようです。

株365に関しては、利益確定売りから先週の安値の水準が
サポートされるかどうかが重要値なので、
明日以降の切り返しに注目です。

■先週の振り返り
名証IRエキスポでの公開収録があり、
アベノミクス成長戦略に沿った銘柄、東海ETFを紹介しました。
開場の様子を拝見し、地元の人が地元の企業に投資することの良さを実感。
名古屋の景気が良さそうだったのも印象的でした。

【今週の戦略】
・日経平均は上下大きくぶれますが、業績がしっかりしている個別企業株に注目を。
・先週に比べての今週、という軸足で。数秒数分単位ではなく一週間単位で戦略を。

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