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マーケット・アナライズ・マンデー

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◼︎今週のストラテジー
マーケットの値段を見ながら動く週になりそうです。
今週は日銀の金融政策決定会合とECB理事会があり、
中央銀行とマーケットのせめぎ合いに注目が集まりそう。


15日の黒田日銀総裁記者会見では
ここまでの金融政策の中間評価が発表されます。
現時点での追加緩和はないと思われますが、
最近の中国・欧州の動向について質問が出た場合、
状況の悪化次第では次の追加緩和をするのか・しないのか?
何かしらのヒントが出るか否かが注目点。
突っ込んだ話が出たらリバウンド、
失望感が出たら戻り売りという感じ。


ギリシャは15日までに年金削減を法律にという状況。
南欧諸国は寛容ですが、ドイツが厳しい態度なので
折衷案で収まるのか否か。
チプラス首相は緊縮派寄りになっているので
どう落ち着くのか注目が集まります。


先週のギリシャ国民投票を受けて
マーケットは激しく動きましたが、
15日の結果後、16日にECBの定例理事会があります。
ボラティリティの激しい動きとなるかどうかは
ここでどういう発表があるかでも変わりそうです。


中国のGDPが15日に発表されます。
貿易収支は輸入が-6.1%。
5月は-17.6%でしたので、連続でのマイナスです。
日本の輸出が伸びていないことにも関係がありそうですので、
日本4-6月のGDPがマイナスになる可能性も出てきました。


中国の景気鈍化は日本だけでなくグローバルに影響が出ます。
消費者物価もプラスで、今のところ小売までは行っていませんが
生産側が厳しい状況かもしれません。


株価は3割下落で金融市場の動揺が広がりました。
社会不安を防ぐために
人為的に下落を食い止めるため売買停止などの処置に。
こうなると将来的な需給悪化が見えてしまうため、
高値は取ってしまったかもしれません。
果たして今後の中国株投資はグローバルに展開されるのか?
素朴な疑問が浮かんできてしまう状況です。


日本からの中国A株投資ファンドは
500億円くらいの規模(おそらくもっと多い)ですが
これが止まってしまいます。
また、アメリカの一部ETFは中国政府の措置後に
買われる動きが見られ、勝負に出ているものも。


アメリカは中国やギリシャ不安を受けて
利上げできないのでは?という見方や、
ドル高円安シナリオが弱まり一気に円高にいくのでは?
という見方が出てきています。


先週後半にはイエレンFRB議長が講演会で
「利上げはする」と発言。
ただし、軌道修正するわけではないが、
外部要因によっては変化するとも述べており、
イエレン議長にしては弱気な発言にも感じるとのこと。
16日には議会証言があるため、要注意です。


今週は決定事項や要人発言が続きますので、
結果次第では戻り売りで突っ込んだところを買う感じになりそう。


また、今週からアメリカの企業決算も本格的に出てくるため
合わせてチェックです!

◼︎先週の振り返り
今回のゲストは山崎和邦さん。
前半は岡崎さんからギリシャ問題について、
後半は山崎さんから今後の日本株の展開について。
図表などの詳細は番組FBからどうぞ↓↓↓
https://www.facebook.com/MarketAnalyze/posts/976808002361773

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