お知らせ:
ちょっと遅くなりましたがこちらでは明けましておめでとうございます。大関です。
皆様、年末年始は如何でしたか?ワタクシ大関は東京大賞典の取材で仕事納め、30日にはKEIRINグランプリに逆転の望みを託すも、中山大障害、有馬記念、東京大賞典を戦って兵力が大幅に削られていた財布に逆転する力は残っておらず、失意のうちに年を越すことになりました。
迎えた2019年、平成という元号が終わり、新しい時代へと移り変わります。振り返れば競馬界も中央、地方問わず多くの名シーンに彩られた2018年でした。個人的にはオジュウチョウサンの平地挑戦、開成山特別が「実況した」という意味では一番印象に残るシーンでしょうか。あの日の福島の朝からの大変な熱気、GIのような大歓声に包まれたゴール前、痺れるような感覚は忘れないでしょうね。あのレースを実況出来た自分は幸せです。
平成の競馬って、皆様にとってどんなものでしたか?ある意味、私はファンと関係者がインターネットやSNSの普及によって、距離が縮まった時代とも考えています。つまり、ファンと競馬メディア関係者の距離も縮まったのが平成という時代ではないでしょうか。そんな時代だからこそ、競馬放送や競馬実況を「ロジカルに論評することを生業とするような」志高き若者が現れたら、新たな元号のもとで行われる日本の競馬はもっと光にあふれたものとなるのかも知れません。勝手な想像に過ぎませんが。
今年は果たしてどんなドラマが待っているでしょうか。個人的には、去年人生初の海外を出張で経験し、2度にわたって香港で実況。アウェーの難しさを感じたからこそ、今年は日本の馬が勝つ所を実況したいと願っているのですが...。
そういえば、日本馬の海外G1制覇って、2017年のクイーンエリザベス2世カップ以来ないんですね。ネオリアリズムがモレイラ騎手のファインプレーで向正面先頭から押し切った、あのレース以来です。その時(オフチューブでも)実況していたのがワタクシ大関。海外G1の扉を再度こじ開ける瞬間に自分が...と願いつつ、日々の仕事に取り組むことにしましょう。
(´-`).。oO(ここまで読んでお前、結局また香港に行きたいだけじゃないの?とご指摘の皆さま、その通りです)
という訳で、皆様今年も宜しくお願いします!
(東京大賞典の発走直前、びっしりと人で埋まったスタンド。凄い盛り上がりでした)