5月12日（日）に東京競馬場で行われる第19回ヴィクトリアマイルに出走を予定しているコンクシェル（牝4、栗東・清水久詞厩舎）について、騎乗予定の岩田望来騎手の共同記者会見でのコメントは以下の通り。

「2連勝中ですが、ひと夏を越して、馬がしっかりしたのではないかと思います。前走の中山牝馬ステークスは、当日の馬場傾向を見てもあまり逃げ馬には向かない状態だったのですが、うまく先行できて、直線は外に出せて、しっかり踏ん張ってくれました。

去年の夏に連勝していた時もハナに行ってとてもいい勝ち方をしていましたので、その通りに乗ろうと思ってレースを進めたら、思った以上に踏ん張ってくれました。良かったと思います。すごく楽しそうに走るというか、最後も粘ってくれますので、この馬としてはいいのではないかと思っています。

レースでは、いいスタートを切ることを意識して乗りたいと思っています。二の脚がすごく速いわけではありませんので、気をつけたいと思います。先行できたらいいと思っています。

去年の夏に連勝して、秋はすごく強いメンバーと戦って、そこではあまりいい結果が出ませんでしたが、そこからの馬の成長というのは感じるものがありました。騎乗依頼をいただいてしっかり結果を残せましたので、この馬と一緒にGIに出られるということはすごく嬉しいです。

二走前に東京の1800mで勝っているように、適していないコースではないと思っていますので、この馬の力を信じて乗りたいと思っています。マイルもそれほど不利な条件ではないのではないかと思います。前走は53キロで勝っていますので、斤量の面でどうかと思いますが、しっかり力をつけていますし、馬を信じたいと思います。この馬のスタイルを崩さずに競馬をすること、それをしっかりと出し切りたいと思います」

（取材：三浦拓実）