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5月4日(土)に京都競馬場で行われる第72回京都新聞杯(GII)に出走を予定しているインザモーメント(牡3、栗東・田中克典厩舎)について、騎乗予定の鮫島克駿騎手のコメントは以下の通り。

「前々走のきさらぎ賞は、この馬が京都の1800mで未勝利を勝っていたので、いいイメージで挑みました。枠が内で、外差しの馬場だったので、枠は嫌だと思ったのですが、前半思ったよりスムーズに外に誘導できましたので、4コーナーもスムーズで、スムーズな競馬での4着という結果でした。

前走のアザレア賞は、これを使って京都新聞杯というのはわかっていましたので、結果も含め、内容に重きを置いて、いかに2400mを上手く走れるか、いかに今回の京都の外回り2200m、京都新聞杯に繋げることができるかということに重きを置いてレースをしました。うまく行きました。少頭数で明らかにスローになりそうなレースでしたので、スローで我慢できずに行ってしまうとか、そういうのは無しにしようと思って、できるだけ馬の後ろで我慢というのを意識して挑みました。

一週前の追い切りは、そこまで強い負荷をかけるとか、特別どこかをトレーニングするとか、そういう意味合いの調教では無く、一週前の状態を確かめるというところで騎乗しました。レースを使っている馬ですので、順調に行っているというのがうかがえた内容だったと思います。

今週の追い切りは坂路で、雨で馬場も重く、最後は無理をさせずに気分良く走らせるという内容でしたが、非常にいい内容だったと思います。

京都の外回りは、1800mでしたが未勝利で勝って、きさらぎ賞もいい走りをしていますし、距離も、前走で2400mを経験したことが絶対に生きてきますので、条件的にはいいと思います。

デビュー前の調教の段階から走りそうだと思っていましたが、一戦ごとに力をつけていて、幼さはかなりあるのですが、動きの質はこの3歳世代の重賞クラスでもやれそうな感じになってきました。キズナ産駒らしい、長くいい脚を使えて、距離も延びて良さが出そうなタイプです。

このレースの意味合いはダービーに向けての賞金加算が大きいと思いますし、そこに対しての責任も十分に感じていますので、いい結果を出せるように頑張りたいと思います」

(取材:三浦拓実)

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