兜町で、あの渋沢栄一翁とツーショット写真が気軽に撮れる！？
当番組「ESG A to Z」は兜町のランドマーク「KABUTO ONE」内にあるスペースで収録しています。KABUTO ONEの1Fアトリウムはどなたでも自由に出入りできる共有スペースで、頭上には世界最大規模のキューブ型大型LEDディスプレイ「The HEART」がその日の金融証券市場の数値情報を伝えています。
2024年4月25日、この１Fアトリウムの一角で兜町と縁深い渋沢栄一翁の等身大オブジェ（ベンチに腰を掛けた状態の像）の除幕式が行われました。式の冒頭に平和不動産 土本清幸 代表取締役社長、続いて（公財)渋沢栄一記念財団 井上潤 業務執行理事、埼玉県深谷市 小島進 市長が挨拶に立ちました。
今年7月から新しい１万円札の"顔"となるなど改めて脚光を浴びる渋沢栄一と東京・日本橋兜町は縁が深く、この地で東京証券取引所を設立し、日本最古の銀行である「第一国立銀行」を興し、また現在日証館が建つ場所に自宅・事務所を構えました。挨拶の壇上、渋沢栄一記念財団の井上潤氏によると、渋沢栄一翁は生前、自身の像が設置されるのを「雨ざらしになるから」と嫌がっていたそうですが、今回の等身大オブジェ（像）はKABUTO ONEの屋内であり、ご本人の意向にも反していないのでは、とのことでした。
渋沢栄一が明治21年に兜町に居を構えた時に佐渡から取り寄せた縁起石「佐渡の赤石」は、以前は日証館にあったものを2021年のKABUTO ONE開業時に、この１Fアトリウムに移設しています。渋沢栄一翁等身大オブジェと赤石が同居するKABUTO ONE。今後もラジオNIKKEIはKABUTO ONEで収録する番組「ESG A to Z」他を通じて、兜町の活性化・発展に貢献してまいります。
