正常化に踏み出すFRB、均衡点を探す金 [ひろこの番組後記] [マーケット・トレンドPLUS]
2021/09/14(火) 22:13

マーケットでは年内テーパリング着手は既定路線となっていますが、米株は史上最高値圏で推移、ゴールドは膠着し値動きは乏しいものの2013年のバーナンキショックと呼ばれるターパータントラムでは20%もの下落を演じ、年間では28%安となったことを考えれば底堅いと言えます。ゴールドが動き出すきっかけは何でしょうか。




皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎氏をお迎えし
「正常化に踏み出すFRB,均衡点を探す金」をテーマにお話を伺いました。

ベンチマークとされるS&P500は今年9/2までに54回も史上最高値を更新。
昨年は通年で33回でしたが、このままのペースで行くと通年では80回もの
史上最高値更新記録となるやもしれません。
ちなみに過去の記録は75回だそうです。

このまま年末までこのペースを崩さずに米株が上がり続けるでしょうか。

マージンデット(証拠金債務)は7月末時点で8443億ドルにものぼり
1年余りで4000億ドルも増加しています。
信用取引での米国株を手掛ける向きが膨らんでいるということです。
これにはゴールドマン・サックスCEOも警鐘を鳴らしていますね。

また、バンク・オブ・アメリカの試算によれば
世界の株式で運用するファンドへの今年の資金流入は
年換算でなんと1兆480億ドル。
2001年から2020年の20年間の累計はおよそ8000億程度です。
20年分の資金流入額以上の金額が
わずか1年程度で株式市場に向かっているのです。

市場の価格形成メカニズムが壊れているのでは?という指摘もある中、
テーパリング着手はすでに織り込んだと市場は楽観的であるのが現状です。

今年8/15はニクソンショックから50年という節目であることが話題ですが
実は1971年8月13日にはロンドン金市場でゴールド価格が43ドルまで上昇していました。

1オンス=35ドルでの金の兌換を停止するとの決定がニクソンショックですが
それまで固定されていたのは通貨ドルのほうであり、
金価格はマーケットで取引がなされていました。
71年年初は37.33ドルで取引が始まりましたが、ニクソンショックの2日前には
43ドルまで上昇していた、、、というのは興味深いですね。

金の方はドルの価値の低下を映し
ニクソンショック前から上昇していた、ということです。

さて、今回金価格を大きく動かすトリガーはなんでしょうか。
FRBバランスシート極大化の中で均衡点を探る金。

来週の9月のFOMCは、FRBメンバーのドットチャートが出てきます。
利上げ開始時期はいつになるのか?
市場の関心はテーパリングから金利引き上げ時期に移っています。
来週、株も金も大きく動き出すかもしれません。

詳しくはオンデマンド配信で亀井さんの解説をお聞きくださいね。
http://podcasting.radionikkei.jp/podcasting/trendplus/trendplus-210914.mp3


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