コモディティでもGW明けの価格乖離予想を算出 [フジトミコラム] [真壁昭夫のマーケット・ビュー]
2019/03/15(金) 11:30
皆さんこんにちは。「真壁昭夫のマーケット・ビュー」提供、株式会社フジトミの山口です。



前回は、日経平均株価が今年のゴールデンウィーク明けにどのくらい価格乖離する可能性があるのかを過去の値動きから算出してお伝えいたしました。

なお、過去の統計から算出されるGW明けの日経平均の寄り付きは、GW前日の終値に対し以下となりました。



【商品市場はどうなる?】
前回お伝えのとおり、カレンダーどおりに10連休となるのは、JPX傘下の東京証券取引所と大阪取引所(OSE)に加え、合併が予定されている東京商品取引所(TOCOM)、また、札幌証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所、大阪堂島商品取引所です。

それでは商品市場はどのようになるのでしょうか?以下の表は過去2,000営業日のそれぞれの銘柄の値動きから日経平均株価と同様に算出したものです。(2月28日の終値に変動率を乗じて算出)



【どのぐらいの余剰金が必要か】
それでは、今年のGW前からGW明けまでポジションを持ち越す場合にどのぐらいの余剰金を考えておく必要があるのでしょうか?

下の表は、上記表から各銘柄の倍率(銘柄の下に表記)を乗じたもので、上記の値動きで1枚あたりどのくらいの損益が生じるかを計算したものになります。



したがって、銘柄にもよりますがGW明けまで1枚のポジションを保有しておくためには少なくとも必要証拠金を含め1枚あたり必要証拠金の約2倍から3.5倍の預託額を考慮しておいた方がいいかもしれません。
(※±2σの損益で大きい額を利用して計算、必要証拠金は3月18日よりフジトミで適用される証拠金額を利用)


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【お知らせ】3月11日放送分のアーカイブはこちらからご覧ください [真壁昭夫のマーケット・ビュー]
2019/03/11(月) 17:45
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今日の深堀りコーナーは「調整局面に入った貴金属」のテーマで、フジトミ アナリスト 齋藤 和彦さんに解説していただきました。



本日の資料は ↓ のPDFをご覧ください!

2019年3月11日放送分.pdf

先週の金融市場から(3月4日~8日) [真壁昭夫の分析] [真壁昭夫のマーケット・ビュー]
2019/03/11(月) 11:45
想定以上にユーロ圏の景気が減速している。3月7日の理事会にて、ECBは先行きの景気を支えるために、思い切った措置を表明した。経済成長と物価見通しの下方修正、銀行向けの超長期の低利融資(TLTRO)の再実施に加え、利上げの時期を来年に先延ばしした(フォワードガイダンスの修正)のである。

市場参加者は、利上げ時期の先延ばしを想定していなかった。多くの投資家が利上げの時期を先延ばししなければならない程、ユーロ圏の景気は減速していると衝撃を受けただろう。そのため、独長期金利は急低下した。

ユーロ圏経済は中国の需要を取り込んで持ち直してきた。しかし、足許、中国経済は成長の限界に直面している。特に、債務問題の解決は難しい。今後、ユーロ圏経済が一段と減速、あるいは失速する可能性は軽視できない。金利が歴史的な低水準で推移する中、ECBがどのようにして景気を支えることができるか、先行きは不透明だ。

独10年国債流通利回りの推移


(記:真壁昭夫)
【お知らせ】3月4日放送分のアーカイブはこちらからご覧ください [真壁昭夫のマーケット・ビュー]
2019/03/04(月) 17:45
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今日の深堀りコーナーは真壁さんと大橋さんのふたりトークで「別れる世界経済の見通し ~どうなる米中貿易協議の行方~」でお送りしました。



先週の金融市場から(2月25日~3月1日) [真壁昭夫の分析] [真壁昭夫のマーケット・ビュー]
2019/03/04(月) 12:15
2018年10~12月期の米実質GDP成長率は、前期比年率で2.6%だった。これは、市場参加者の予想(2.3%)を上回った。これを受け、足許の外国為替相場ではドル高・円安が進んでいる。

4~6月期以降の成長率は同4.2%、3.4%と低下している。これは、米国経済がすでに減速していることを示している。同時に、成長率は潜在成長率と考えられる水準を上回っている。全体として、米国経済は減速しつつも、好調さを維持している。

現在の経済環境を基に考えると、短期間で米国経済が一段と減速し、成長率が潜在成長率の水準を大きく下回る展開は考えづらい。同時に、製造業を中心に米国経済の成長のモメンタムは幾分鈍化している。米中の貿易戦争の先行きにも不透明な部分があり、一筋縄ではいかない相場環境が続きそうだ。


米実質GDP成長率の推移


(記:真壁昭夫)
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