先週の金融市場から(2月4日~8日) [真壁昭夫のマーケット・ビュー]
2019/02/11(月) 14:00
年初以降、日経平均株価は持ち直しているが上値は重い。背景には、企業業績の下方修正の増加がある。それを理由に、わが国の株価動向に大きな影響を与える海外投資家は日本株購入に慎重なようだ。

日本証券取引所のデータを見ると、昨年、東証第一部上場株に関して、海外投資家は5.4兆円を売り超した。年初以降、海外投資家は株式先物を買戻している。一方、現物株の取引に関して、海外投資家は依然慎重だ。業績下方修正の影響は大きい。

今後の展開を考えると、中国政府の政策効果が表れるにつれ、わが国企業の業況は改善する可能性がある。その期待が高まった際、海外投資家がどう動くかは当面のわが国株価の動向を考える一つのポイントとなるだろう。


日経平均株価の推移



(記:真壁昭夫)

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