先週の金融市場から(1月21日~1月25日) [真壁昭夫のマーケット・ビュー]
2019/01/28(月) 12:30

足許、主要国の政治に対する市場参加者の楽観が強まっている。英国のEU離脱の先行きに関しては、イギリス人の政治・経済の専門家に聞いても「どうなるかわからない」との返答がほとんどだ。期限の延期が合意なきEU離脱の回避につながるか、現時点では判断ができない。それにもかかわらず、市場では英国政府とEUが離脱延期などに合意し、目先の混乱が回避されるとの楽観が多い。それが英ポンドの上昇を支えている。

25日には米トランプ大統領が、"国境の壁"建設費を含まないつなぎ予算を容認し、連邦政府の一部閉鎖が3週間解除された。これも、市場参加者のリスクテイクを支えている。

一方、先行きに関する懸念材料は増えている。米半導体大手インテルの決算は、中国の需要後退からアナリスト予想を下回った。中国経済の減速も鮮明化している。先行きの不透明感は高まっており、一筋縄ではいかない相場環境が続くだろう。


英ポンド/円の推移



(記:真壁昭夫)

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