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「26日の米国株上昇」

「日本電産、日立建機が上方修正」

「マイクロソフト、7-9月期27%営業増益」

「アルファベット(グーグル)、7-9月期87%営業増益」

 

 

 

 

 

26日の米国株は上昇しました。上昇率は、ニューヨークダウが0.04%、ナスダック総合指数が0.06%でした。

 

 

日米で決算発表が活発になっています。米国株が史上最高値にあるということは、決算内容を確認しつつ、買うべき株を買っているという事でしょう。

 

 

昨日発表された日本企業の決算内容を見てみましょう。日本電産(6594)は今3月期の営業利益を100億円上方修正して、1900億円になる見通しと発表しました。精密モーター分野において部品不足やベトナム工場ロックアウトの影響を強く受けましたが、全体としては上方修正を実現しました。

 

 

26日の説明会で永守会長は「ミニEVについては、複数の企業が我々のモーターを使って(製品を)出してくる。近く、そのうちの1社が量産に入る」と話していました。日本円換算で50万円ぐらいで買える「ミニEV」の市場が拡大して、今まで、車を買えなかった層が車を購入することによって、世界の自動車マーケットが年間5億台のレベルになる。その市場に向けて大量のモーターを供給してビジネスを拡大させるモデルが確認されました。

 

 

 

日立建機(6305)は今3月期の営業利益を従来の620億円に対して740億円に修正しました。売上高予想は従来よりも400億円上方修正して9200億円としました。

 

 

地域別の売上高の見通しでは、オセアニア向けが1559億円と前回見通しに対して109億円の上方修正となりました。北米向けも1601億円(従来比+107億円)、欧州向けも1052億円(同+62億円)に上方修正されました。ロシア向けも380億円(同+33億円)、アフリカ向け353億円(同+50億円)です。幅広い地域で建設機械の売上高見通しが上方修正されています。日本と中国向けについては下方修正されました。

 

 

日東電工(6988)は今3月期の連結営業利益を1260億円として、従来計画を210億円引き上げました。シマノ(7309)も今12月期の営業利益を1355億円として、110億円引き上げました。

 

 

一方で、キヤノンは今12月期の営業利益を2720億円として、110億円引き下げました。原材料価格上昇に伴うものです。

 

 

26日は日本の主要企業から多くの決算情報が提供されましたが、全体的には安心感をもたらす内容だったと考えています。

 

 

米国株式市場の通常取引終了後にマイクロソフトとアルファベット(グーグル)の決算が発表されました。

 

 

マイクロソフトの7-9月期

売上高    453億ドル(前年同期比+22%)

営業利益   202億ドル(同+27%)

 

 

アルファベット(グーグル)の7-9月期

売上高    651億ドル(+41%)

営業利益   210億ドル(+87%)

 

 

マイクロソフトもアルファベットも2ケタの増収増益になりました。規模の拡大が安定や成長加速を呼ぶ内容と認識されます。





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