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鎌田解説委員と浜田キャスターによる「KABUTO ONE」開業レポート [ラジコ]

8月24日(火)東京証券取引所に代表される金融街「日本橋・兜町」の新たなランドマークとなるビル、「KABUTO ONE」が開業しました。
正午過ぎに竣工式と、それからビル1階共有スペース「アトリウム」に設置された世界最大規模のキューブ型大型LEDディスプレイ「The HEART」の点灯式が行われました。KABUTO ONEは、平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券の3社による共同開発事業で、所在地は永代通りと平成通りが交わる兜町交差点、東京メトロ「茅場町」駅の真上です。
兜町はいま、新しい街づくり、再開発によって生まれ変わりつつあります。「国際金融都市・東京」構想の一翼を担う機能を導入し、金融関連の情報発信や人材育成、投資家と企業の対話・交流促進を図り、地域全体の更なる発展、魅力の向上を目指しています。
また「コト始めの街」「投資・証券の街」。日本橋兜町には、明治以来、渋沢栄一翁が日本初の証券取引所や銀行を興した地歴があります。
KABUTO ONE 1階に設置された巨大なキューブ型のLEDディスプレイ「ザ・ハート」は、ガラス張りのビルの外からもすぐにわかるほどの存在感を放っています。この「ザ・ハート」は兜町の心臓となるべく、株価が上がっている時は赤色、下がっている時は青色など、相場の動きによって表情を変え、また単に数字だけでなく映像も映し出し、最新テクノロジーが集約されているとのことです。
リスナーのみなさんにとって気になるのは「個人(投資家)にとってKABUTO ONEはどのような点で魅力的な場所になるのか?」だと思います。その問いに対して平和不動産の土本社長から「まずThe HEARTが映し出すデータ、映像ヴィジュアルが醸し出すマーケットの躍動感、1日たりとも全く同じ見え方をしないこのディスプレイを通じて、投資家はもちろん、まだ投資への関心が低い個人の方にも興味を持っていただきすそ野が広がることを期待している。そして企業と投資家の出会いの場、それは機関投資家やアナリストだけでなく個人投資家も企業と出会う場としてホール&カンファレンス、ライブラリー・ラウンジなどが活用されるべく企画を考えている」との回答を得ました。

このようにKABUTO ONEでは今後、投資家向けの企画も開催されることでしょう。兜町活性化に対しては、ラジオNIKKEIも積極的に取り組んでまいりますので、今後も兜町の新しいランドマーク「KABUTO ONE」にご注目ください。

中央:土本清幸氏(平和不動産株式会社 代表取締役社長)
右:齋藤精一氏(株式会社アブストラクトエンジン 代表取締役)The HEARTのコンテンツデザインを担当
左:豊田啓介氏(株式会社NOIZ パートナー)The HEARTのハードウェアデザインを担当


The HEARTの間下に、渋沢栄一翁の縁起石「赤石」が展示されている

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