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主催者が開場時間を早めるほどの朝イチの熱気

先週土曜日・3月3日に、グランキューブ大阪で開催された「IRフォーラム2012大阪~環境・安心・豊かなくらし」(主催:ツバルの森/協力:ラジオNIKKEIほか)の場内の模様をレポートします。

1年を通して日本全国で開催されているツバルの森主催の個人向けIRイベントが、1年ぶりに大阪に帰ってきました。会場はラジオNIKKEIリスナーなら毎年7月のイベントでお馴染み、大阪・中之島のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)。事前申込み制となっている各室の講演、セミナーは締切を待たずに全コマ定員に達し、応募を打ち切ったという状況でした。
当日の朝も、開場前から長蛇の列が出来、そんな個人投資家のみなさんの熱気が伝わってきました。先着300名様に粗品のプレゼントがあり、私も受付で配布をお手伝いしましたが、あっという間になくなってしまいました。ぜっかく早く来場されたのに受け取れなかった方、ゴメンなさいm(_ _)m


ラジオNIKKEI鎌田伸一記者

今回、過去のツバルの森セミナーと大きく異なるのは、協賛社ブースがない点でした。この日のイベントは「登壇者のお話を聴くことに集中する」セミナーとなり、それもあって全コマほぼ満席になりました。大阪イベントでは過去最高の申込み数、来場者数を記録しました・・・来場者数:891名

聴講スペースは、A/B/Cの3室あり、最も大きいA会場の基調講演はラジオNIKKEI鎌田伸一記者の株式講演「流動性相場の影で進行する低PBR銘柄のかさ上げ」。朝早くから熱心な個人投資家の方々が、メモを取りながら耳を傾けていました。続いてA会場ではアステラス製薬(4503・東1)広報部長の河村真さんが講演。


高山雄一さん(カナモト社長室広報担当課長)

同時間帯、B会場ではまずMORESCO(5018・東1)代表取締役社長の赤田民生さんが登壇、「地球にやさしい製品」が大きなテーマになっている新製品について、ほかわかりやすく説明。
続いて、ラジオNIKKEIリスナーにはお馴染み、北海道を基点にし全国展開する建機レンタル最大手カナモト(9678・東1)社長室広報担当課長の高山雄一さんが登場。証券コードの覚え方「くろうないわ」で掴みはOK、高山さん節が冴え渡りました。



皆川修さん(昭和電工(4004・東1)IR・広報室長)

C会場に目を移しますと、この日一番早いスタート(10:35)で「投資基礎講座」初級のレクチャーで幕開け。証券カウンセラーの洲澤治繁さんが講師を務めるこの講座、午後イチに「中級編」夕方に「上級編」もありました。株式相場が上昇基調になりつつある今、このような投資講座は本当にありがたいですね。
株式講座・初級に続いてC会場では昭和電工(4004・東1)IR・広報室長の皆川修さんがプレゼン。エネルギー、環境と深く関わる同社の事業内容、中期経営計画「ペガサス」などについて説明されました。


山﨑隆さん(カワムラサイクル代表取締役社長)

3会場とも1コマめを終えたところで昼休憩。
2コマめとなる午後イチは、A会場=ジュピターテレコム(4817・JQ)理事 コーポレートコミュニケーション本部長の佐々木 健さん、B会場=投資基礎講座、C会場=再度、昭和電工(4004・東1)IR・広報室長の皆川修さんがそれぞれ登壇。各会場とも来場者は減るどころか徐々に増えていき、A会場にライオン代表取締役社長の濱逸夫さんがプレゼンされるころは、立ち見が出始めて補助椅子を出すほどに。
B会場は特別講演「「グリーン購入が企業を動かし社会を変える!! 」(見直そう ライフスタイル・ワークスタイル)」と題して、グリーン購入ネットワーク事務局長の麹谷和也さんが「グリーン購入」の社会的意義と重要性を説きました。
同時間帯、C会場ではカワムラサイクル代表取締役社長の山﨑隆さんが登壇。車椅子を中心とした福祉用具等で社会貢献する同社の経営ポリシーを社長自ら語りました。
2コマめ最後は、今回初登場、地元大阪市内に大阪本社を構える英和(9857・大2)代表取締役社長阿部健治さんが熱弁を振るいました。


濱逸夫さん(ライオン代表取締役社長)

午後3時をまわっても場内は人だかり。最後の3コマめは、伊藤園(2593・東1)広報部IR室長の羽鳥雅春さん新コスモス電機(6824・JQS)管理本部副本部長の木村和夫さん堺化学工業(4078・大1)総務部長の山口宣裕さんが各会場で熱心な来場者のみなさんに応えるべくプレゼンを展開されました。
そしてA会場でトリを務めたのがラジオNIKKEI和島英樹記者。「パラダイムシフトが明確になる2012年の株式市場」と題して、今後の相場見通し、注目銘柄を40分ほどの時間内に凝縮し、この日のイベントは終了しました。


ラジオNIKKEI和島英樹記者

今回、展示ブースはなかったのですが、各協賛企業からのノベルティグッズ、試供品、その他を受講者に進呈。やはり何も接点のない企業/銘柄への投資はハードルが高くなりますが、プレゼンを受講しグッズを手に取れば、自ずと親近感が沸いてきます。
来場者のみなさんの表情を見る限り、かなり満足度の高いイベントだったように思います。

「環境・安心・豊かなくらし」というテーマは、3.11以降わたしたちの生活にとってかけがえの無いものとして、ますます重要度を増してきています。
ツバルの森は、地元企業を含めこのようなIRイベントを各地で開催していく予定です。もし、お近くの町で開催されることがあれば、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。ツバルの森主催のIRセミナーに、ラジオNIKKEIは全面協力しております。開催告知もラジオNIKKIEの放送、ウェブサイトで毎回お知らせしますので、ご注目ください!


提供:堺化学工業


提供:ライオン


提供:伊藤園


こちらは後日抽選で当たるスペシャル景品


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