VIに注意しながら小さく!

2014/03/17(月) 14:26 櫻井彩子 コメント (1)


先週末の豊商事大阪セミナーはみなさん熱心に参加して頂き、
どうもありがとうございました。
やはり大変厳しく内憂外患と言っていいような一週間。
国内では景況感が急速に悪化、そして国外は中国、ウクライナ・・・
不透明感だらけのなかで、どうにか踏ん張れるように、
岡崎さんもセミナーでできるだけお伝え出来るようにと頑張ったようですね!


■今週のストラテジー
先週押し目買いでいけるだろうと踏んでいたのですが、下落に。
一般的に押し目とは3%くらいのところで照準を絞って(深くても5%)
14,7000〜14,800円までで充分かなと思っていたところ
木曜日、東京・NYの下げがかなり大きかったようです。
引き金はアメリカ・EUの態度の硬化@ウクライナ。
そこから利益確定に押されて崩れて行った形です。
アメリカ株式市場公共株、REIT、配当モノなど
金利敏感セクターはしっかりしていたことに注目。
日本では反対に、銀行、不動産、証券など金利敏感株は
とくに大きく下げました。


<中国>
全人代の最中に、民間企業のデフォルトが1件。2件目も起きつつあります。
李克強首相が「デフォルト一部容認」を明示したことや
銅の市場が急落したことで不安が高まっています。

自由経済ではないので出方が分からず、0か1のどちらかで
均衡点が見えないのが中国の難しいところ。

銅に関しては、ニッケルなど他の金属は安定しており
世界景気が悪くなったわけではないことがポイント。

中国の担保として扱われる可能性が高い銅と鉄鉱石が落ちています。
中国の中でのプロセスが世界経済に陰を落としているというのが現状です。


<日本の景況感>
景気ウォッチャー指数は先行業況判断DIが40.0。
先月の49.0に比べて9ポイントマイナスです。
現状判断は高止まりしているものの、先行き判断が悪いのは
ひとえに消費税増税の反動減が出るのではないかという不安からだと考えられます。
消費者・経営者のこのマインドをなんとかしてあげないと、ハンドルを誤る可能性が。
そこで、今後は日銀のフォワードガイダンスがポイントになってきます。
潮の変わり目を乗り切らないと次の増税が出来ないので、
4月の増税後の動きがとても重要です。

ちなみにフォワードガイダンスとは、
金融政策を動かすよりも先に金融政策に対する見通しを述べることで、
FRB議長は非常に上手く使いこなしています。
市場が慣れて来たら効果はないので、
悪くなったらこんな手だてがある!というだけではなく、より具体的な対策が必要です。
黒田総裁は就任から1年。正念場とも言えそうです。
市場が予定していないタイミングで何かあれば、景況感も変わってくるので
今後のフォワードガイダンスに期待したいところです。


<ウクライナ>
国連決議を無視する形で住民投票が行われ、93%がロシアに帰属すると希望。
今後一体どうなるかは正直分かりません。
ただ、本当に経済制裁に踏み切る場合。
ドイツはロシアに輸出の30%を依存していることを考えると、
ドイツ(ユーロ)などにも影響が出てきます。
ロシアも今回の結果そのものが満足だとしたら、
まだまだ歯止めをかける余地があるのでは、という感じです。


<現況で株価にとってプラスな要素はあるか?>
もともとの景気が良いことはプラス要素です。
アメリカ、日本の企業業績、為替はこれだけの状況で101円台で安定的で、
経済の流れは良いということ。
これらの状況を壊さずに行ければ、ゆっくりかもしれないけれど
株価は回復してくる、というのが市場のコンセンサスです。


これまで2/5の13,995円の安値を切り上げる形できた日経平均、
しかし、先週の500円安で下に突き抜けてしまいました。
この1〜2週も難しそうですが・・・
先週はリターン大幅下落&ボラティリティ急上昇が重なって数値的には29%のレベルに。
こういう場合は通常、ボラティリティ&リターンのリバーサルになり、
たとえば今回だったらリバウンドになりやすい状況です。
しかし、その通常の理論通りでなく今週も引き続きVIが上がっているということは、
通常ではないと考えておいた方が良さそうです。


戦略的には、ボラティティが高いので小さめですが買いで臨んで行く。
ただし、今週ダメだった場合は常に頭において。


■先週の振り返り
前半は、労働派遣法の改正をもとに雇用問題について。
人材派遣企業を一覧し、派遣の構造について考察しました。
引き続き、今週も追っていく予定です。

後半は、東京金融取引所の甕川(ミカガワ)さんをゲストにお迎えして
くりっく株365について教えて頂きました。
情報開示を沢山して下さっているところが凄いところ。
昨年秋からは建玉情報もUPされています。
配当の権利取りのこと、株365のメリットなど色々教えて頂きました。




【今週の戦略】
・ボラティリティが高いので小さめですが、買いで臨んで行く。
 ただし、今週ダメだった場合のことを常に頭におきながら。
・黒田日銀総裁の発言
・3/18-19 FOMC開催&イエレン議長の会見
・貿易統計
・米中古住宅販売
・百貨店売上高


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