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11日概況(前引)円安好感し3日ぶり反発、ハイテク、商社買われる [市況ニュース]

2010/3/11(木) 11:16

 11日前場の東京株式市場で、日経平均株価、TOPIXはともに3日ぶりに反発した。日経平均は100円弱の上昇で約1ヵ月半ぶりに10600円台にのせている。
 為替が円安方向に振れ、米ナスダック総合指数が5日続伸するなど欧米株が堅調だったことを受けて幅広い銘柄に寄付から買いが先行した。チャートの形も好転していると言い、日経平均の上げ幅は100円に迫る場面もあった。ただ、SQ(特別生産指数)算出を控えて積極的な買いが入りにくく、中国の経済指標発表を控えて買い一巡後は様子見となった。寄付前に発表された10-12月期GDP改定値は速報値から下方修正されたが市場の予想通りで反応は特に見られていない。
 前引けの出来高は概算で8億8657万株、売買代金は5254億円。値上がり銘柄数1195、値下がり313銘柄。大・中・小型株はいずれもプラス。業種別では33業種中30業種が上昇。上昇率の上位は、海運、卸売、その他金融、不動産、機械で、一方、ゴム、空運、石油が下落、倉庫、電力ガス、鉄鋼の上昇率が比較的小さかった。
 三井物産が新値追いとなるなど商社株が高く、商船三井、減益幅縮小が伝わる川崎汽船など海運株が上昇した。売買代金1位でソニーが連日で昨年来高値を更新、京セラ、旭硝子も新値を取った。日立、NECなど電機ハイテクの強さが目立つ。ホンダなど自動車もしっかり、オークマ、住友重機など機械株が買われた。普通社債発行見込みのアコムなどノンバンクが高く、みずほFGなどメガバンクがしっかり、三菱地所など不動産株が上昇した。
 一方、鉄鉱石の値上げ報道を受けてJFEHDなど鉄鋼株がさえない。新日石など石油、ブリヂストンなどゴムの一角が軟調だった。花王、資生堂が下げ、DeNAが5日続落した。
 なお、11時に発表された中国の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇した。市場予想の中心は+2.5%。(A.K)


 

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