10日概況(大引)手掛り材料難で小動き [市況ニュース]
2010/3/10(水) 15:20
10日の東京株式市場で、日経平均株価、TOPIXはともにわずかに続落した。日経平均は上下40円ほどの小動きで、3円安の10563円で引けた。
売り買いともに目新しい材料がなく、薄商いのなか方向感のない小動きに終始した。欧州財政問題など 外部環境に不透明感が残るものの、今週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え10500円近辺で大きな動きはないと見られていた。また、来週の米FOMCや日銀金融政策決定会合の結果を待ちたいとの向きもあるという。朝方発表された機械受注もほぼ市場の予想通りで材料視されなかった。主力ハイテク株の一角がしっかりしており、TOPIXに比べて日経平均は底堅い動きだった。
東証1部の出来高は概算で16億1877万株、売買代金は1兆0722億円。値上がり銘柄数558、値下がり961銘柄。大・中型株がマイナス、小型株が小幅プラスを保った。業種別では33業種中23業種が下げた。下落率の上位は、海運、石油、情報通信、鉱業、証券で、一方、その他金融、その他製品、ガラス土石、繊維、保険が上昇率上位だった。
川崎汽船など海運が軟調、KDDI、ソフトバンクなど情報通信がさえなかった。トヨタ、デンソーなど自動車関連が軟調、ブリヂなどタイヤ株、GSユアサも下げた。野村HD、三菱UFJ、千葉銀など金融の一角が安い。個別に、自己株式売出しを発表したリンガーハットが売られ、三晃金属、サクサHDが反動安した。
一方、ソニーが2日ぶりに昨年来高値を更新、京セラ、NECがしっかり、東証の処分が「厳重注意」にとどまり富士通が3日ぶりに反発した。任天堂が続伸、旭硝子などガラ土が上昇、増益報道のあった富士紡など繊維が高かった。コマツ、日立建機が堅調、プロミスなどノンバンクが上伸した。個別に日経平均構成銘柄に採用される日新製鋼が大幅上昇、一方期待はずれとなったコスモ石油が安い。イオンが子会社化すると発表したCFSコーポ、中国企業との資本提携を発表したイハラケミが買われた。東芝機械など機械株の一角が値上がり率上位に入った。(A.K)











