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藤岡康太騎手のご冥福をお祈り申し上げます。


水曜日、兄・佑介騎手のコメントを目にして「なんとか戻ってきて欲しい」と願っていましたが...。木曜朝の訃報には胸が締め付けられる思いでした。ショックでした。これから脂が乗ってきて、というときに...。お子さんもまだ小さいと聞きます。家族の悲しみはいかばかりか、何より本人が無念だったのでは...。競馬の業界の片隅にいる者としても、子を持つ親としても、辛く悲しい事故です。


藤岡康太騎手は2007年にデビューし、中京で初騎乗初勝利をマーク。実況は小塚でした。
この年は関西所属の新人が多く、そのほとんどが中京でデビュー。安藤光彰騎手も中央の免許を取得して中京で騎乗していて、小林アナと小塚で実況に取材にインタビューに、てんてこ舞いの週末だったことを覚えています。そんななかで、初騎乗初勝利は強く印象に残り、陰ながら応援していました。


印象深いのはワグネリアンの神戸新聞杯ですね。主戦の福永祐一騎手が落馬負傷し、代打騎乗。前日に中山で騎乗していて、検量室で他の騎手から声をかけられて笑顔で返していたのですが、その笑顔が普段より硬かったように感じました。日本ダービー馬の秋初戦、勝って当然くらいの見方をされる立場。プレッシャーは相当のものがあったはず。それでも冷静な騎乗でワグネリアンを勝ち切らせた、その精神力と技術に感服しました。


多くの方のコメントで目にする「笑顔」。あの笑顔がもう見られないと思うと、涙が出てきます。
レース後の検量室での取材が主な接点ではありますが、そこにもお人柄が感じられました。どんなときでも、藤岡康太騎手の方から取材陣に寄ってきてくれて、コメントをわかりやすく話してくれました。時には人気馬の敗戦で、コメントしたくないときもあっただろうに。笑顔、受け答え、きっとプライベートでもナイスガイだったのだろうなと想像します。


我々よりも、仲間のジョッキー達の方がもっとショックだったはず。それでも週末はやってきて、レースはやってきて、そのレースにジョッキーたちが騎乗します。プロだから当然、ではないと思います。悲しみを乗り越えて、また命を懸けて騎乗する。危険と隣り合わせ、その競技を楽しませてもらっている。改めて、敬意を表します。


高知の塚本雄大騎手の事故から1ヵ月足らず。こういうのは続いて欲しくありません。明日以降のレースは、どうか人馬とも無事であって欲しい。強く願います。


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では、4月 13日(土) の出演予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
林茂徳(競馬ブック)
能勢俊介
沢田美紀(日刊競馬)


<パドック解説>
小林正明(デイリースポーツ)1R-4R
田村明宏(競馬ブック)5R-8R
赤塚俊彦(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:55頃 「パドック解説者 レース展望」
10:55頃 「メインレース展望」
11:45頃 「能勢俊介の"今日の勝負どころ"」
11:55頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:45頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:15頃 「メインレース展望」
13:45頃 「今週の注目数字」
14:15頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:30頃 「あすの重賞展望」


中山実況:小塚歩(1R-6R)山本直也(7R-12R)
進行:稲葉弥生、藤原菜々花、米田元気
パドック進行:山本直也、稲葉弥生
福島実況:小林雅巳(1R-6R)山本直(7R-12R)


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
広瀬健太(競馬ブック)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
芝井淳司(大阪スポーツ)1R-6R
信根隆二(競馬ブック)7R-12R


<主なコーナー>
9:50頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
10:15頃 「一般レースの狙い」
10:45頃 「メインレース展望」
11:15頃 「週の中間の話題から」
11:45頃 「日曜重賞レース展望」
12:05頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:40頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:05頃 「解説者 今日の狙い目」
14:05頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:00頃 「明日のメインレースの見どころ」


阪神実況:三浦拓実(1R-6R)大関隼(7R-12R)
進行:檜川彰人、髙田洋子
パドック進行:加藤弘晃


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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