あすはヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山です。7Rの芝2000mと9Rのダート1800mで、今年の若手騎手の戦いに決着がつきます。
木曜のファイナルラウンド川崎終了時点で、トップは永野猛蔵騎手で42ポイント。2位は田口貫太騎手38ポイント、3位秋山稔樹騎手31ポイント。JRA勢が上位です。地方所属騎手では、2年連続のファイナル進出となった大木天翔騎手（大井）が30ポイントで4位となっています。もちろん、下位の騎手たちにもまだまだ逆転優勝のチャンスがあります。あすの中山ではどんな戦いが繰り広げられるでしょうか。
これは、去年のファイナルラウンド中京が終わった直後のポスト。アタシ実況じゃなかったですが現場にはいました。
今年はまだ終わってないんで、お疲れ様でしたはちょっと変ですが...言いたいのはその前までの部分。年代も近い騎手達、きっとそれぞれにライバル意識があると思うんです。ひとつでも前に、なんとか勝利を。その気持ちが出るので、ポジション争いとか勝負どころの仕掛けとかが他のレースと違いますよね。実況は難しいですが（あすも難しいんだろうなあ）、でも終わったあとは「いいものをみた」というスカッとした気持ちになるのです。YJSの実況はたぶんJRAの年間3456レースの中でもトップクラスの難しさで、終わるとドッと疲れるんだけど、終わってしばらくするとまたこのレースを実況したいと思うようになるんです。気持ちと気持ちのぶつかり合いが織りなす熱戦、ほんと大好きです。出場騎手の皆さん、おつかれさまでした！
— 小塚歩 AYUMU KOZUKA (@AyumuKozuka) December 17, 2022
JRAの出場騎手8人のうち、5人が3年目の同期。出場条件は5年目までの減量騎手なので決して年次に偏りがあるわけではないですが、それでも多い。小沢J、角田和J、永野J、松本J、横山琉Jが同期です。こりゃあきっと、お互いを意識しないわけがない。ほか3人は、栗東修行を敢行した秋山稔J、2年目で大ブレイクの佐々木J、ルーキーでトップの勝ち星を残す田口Jという顔ぶれ。
地方勢は、大木Jと野畑凌騎手（川崎）が2年連続のファイナル進出。「大井の太陽」という愛称を持つ菅原涼太騎手（川崎）、野畑Jと同期同場所属で切磋琢磨する新原周馬騎手（川崎）、以上4人が東日本のトライアルラウンドを勝ち上がりました。西日本トップ通過は濱尚美騎手（高知）。地方所属の女性騎手として初めてのファイナル進出です。長尾翼玖騎手（兵庫）は、NARの動画では地元園田のトライアルでハナ差2着を相当悔しがっていましたが、西日本最後のトライアルRとなった笠松でポイントを確保し進出を決めました。大畑慧悟騎手（愛知）は、カツゲキキトキトとのコンビで全国区の活躍を見せた大畑雅章騎手の甥。地方勢唯一のルーキーです。
そして、岡遼太郎騎手。ファイナル進出は2回目ですが、JRAでは初騎乗。一昨年のファイナルラウンド大井で落馬負傷し、翌日の中山で騎乗できなかったんです。その岡J、あすの中山3Rでエクストラ騎乗があります。競馬ブック赤塚TMのポストを拝借します。
落馬の原因を作ってしまったのは原優介騎手、その所属厩舎である小桧山悟調教師が管理するセイウンマカロンで、2年前果たせなかったJRA初騎乗を、と。関係者の皆さんの心意気！ YJSの前に全力で応援しなくちゃ。今朝トレセンでその話題に🐴
— 赤塚俊彦/競馬ブック (@akachamp5972) December 14, 2023
残念ながら当時大井で落馬を起こして騎乗停止になってしまったのが原騎手。
そして今回、その岡騎手にエクストラ騎乗を依頼したのは小桧山調教師。
そういった意味でもセイウンマカロンには頑張ってもらわないといけません👊#中山３Ｒ#セイウンマカロン#岡遼太郎 https://t.co/XkkvqWIiVs
ちなみにYJSファイナルラウンド、地方騎手の勝利は、一昨年の中山第2戦での飛田愛斗騎手（佐賀）が最後。去年の名古屋第1戦から水沼J→小林凌大J（3連勝）→泉谷J→田口J→永野J→秋山稔JとJRA騎手が8連勝中なのです。あすはどうかな？ 16人の騎手のみなさん、ぜひ悔いのないように、熱いレースを見せてください！
各事業所の営業最新情報
イベント情報はこちらから→ 第5回中山競馬 第5回阪神競馬 第4回中京競馬
では、12月 16日（土） の出演予定です。
【PCやスマホで楽しめます。 radiko.jp へ！】
「秋の2歳単勝」12/17までの2歳戦全レースは、単勝の払戻金に売り上げの5パーセント相当額を上乗せ！
[ラジオNIKKEI第1]
＜解説＞
安中貴史（競馬ブック）
能勢俊介
郡和之（日刊競馬）
＜パドック解説＞
小林正明（デイリースポーツ）1R-4R
田村明宏（競馬ブック）5R-8R
松永篤（競馬ブック）9R-12R
＜主なコーナー＞
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:00頃 「週間ニューストピックス」
10:30頃 「レース展望」
11:50頃 「能勢俊介の"今日の勝負どころ"」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:50頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:20頃 「メインレース展望」
13:50頃 「今週の注目数字」
14:30頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演：野元賢一（日本経済新聞）
16:25頃 「あすの重賞展望」
中山実況：大関隼（1R-6R）小塚歩（7R-12R）
進行：石原李夏、山本直也、藤原菜々花
パドック進行：木和田篤、石原李夏
[ラジオNIKKEI第2]
＜解説＞
丹羽崇彰（競馬ブック）
関根慶太郎（日本経済新聞）
＜パドック解説＞
芝井淳司（大阪スポーツ）1R-6R
米満浩生（競馬ブック）7R-12R
＜主なコーナー＞
9:55頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
10:25頃 「一般レースの狙い」
11:25頃 「週の中間の話題から」
11:50頃 「日曜重賞レース展望」
12:15頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:45頃 「大穴一発！一攫千金を狙え！」出演：棟広良隆（競馬アナリスト）
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
14:20頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:05頃 「明日のメインレースの見どころ」
阪神実況：米田元気（1R-6R）檜川彰人（7R-12R）
進行：中野雷太、加藤弘晃
パドック進行：髙田洋子
中京実況：三浦拓実（1R-6R）山本直（7R-12R）
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
