タモリ倶楽部が終わって、あのオープニングの名調子も聞けなくなっちゃいましたね。寂しい。
以前当ブログで、チャレンジカップや金鯱賞が開催時期をコロコロと変えている「流浪の重賞」とご紹介しましたが、来年の競馬番組が発表されてまたひとつ「流浪の重賞」が生まれてしまう（？）ことになったのです。
ユニコーンステークス、京都ダート1900メートル。こりゃ慣れるまで違和感ありそうだなあ。ユニコーンステークス（GIII）の実施時期等が変更される 京都のダート1900m戦にhttps://t.co/4DuNQKFENV#keiba #ラジオNIKKEI #競馬実況web
— 中央競馬実況中継(ラジオNIKKEI) (@keiba_ana_east) October 16, 2023
ユニコーンステークスは元々、秋の中山ダート1800mで行われていました。第1回の勝ち馬は噛みつきで有名なシンコウウインディ。1位入線バトルラインの降着で繰り上がったんですね。2000年まで秋に行われていたものが、翌2001年から春の東京ダート1600mに変更されました。20年以上この形で行われていたのでしっくりと定着していたのですが、3歳ダート三冠路線の整備等に伴い、2024年から京都ダート1900mに変更となったのです。
スタンド改修等の代替開催などではなく、3競馬場も渡り歩く重賞はそう多くありません。有名なのはジャパンカップダート。東京ダート2100m→阪神ダート1800m→チャンピオンズカップと名を変えて中京ダート1800mと、なかなかの流浪っぷり。現在札幌で行われているクイーンステークスは元々東京競馬場で行われていて、中山と東京を行ったり来たりしたあと秋の中山芝2000mで牝馬ラスト一冠の前哨戦として行われ、2000年から札幌芝1800mに移設されました。ほか廃止された重賞ではカブトヤマ記念（東京→中山→福島）、セイユウ記念（中山→福島→新潟→札幌）、タマツバキ記念（京都→阪神→函館）などの例があります。セイユウ記念は4場渡り歩いているのか。すげえな。
アングロアラブの重賞は春と秋で年に2回行われていて、春秋で開催競馬場が違う設定になっていたレースもありました。サラブレッドの重賞よりも開催時期や競馬場がコロコロと変わる印象（あくまで古い成績表を見ていると、ですが）。そのなかで「最も開催競馬場の数が多い重賞」を探してみると、まずは読売カップ。1950年に始まったアラブの重賞で、東西対抗というユニークなレース形態で行われていました。成績表をみると春は中山、秋は阪神がベース。春は何度か東京で開催されたことがあり、秋は小倉、中京、京都で開催との記録が残ります。つまり読売カップは6競馬場で開催されたことがあります。また先述のタマツバキ記念は京都阪神の開催時に中京と小倉で代替開催の実績があり、函館に移設後も札幌で行われたことがあるので計6場ですね。
新生ユニコーンステークスは東京ダービーの前哨戦という扱いになるとのこと。これまで以上に3歳ダートのトップホースが出走することになるのでしょうね。3歳馬はサウジ→ドバイ→アメリカの路線と、羽田盃→東京ダービーの路線とを進む馬がいて、それらが秋のジャパンダートクラシックで対決すると。なかなか楽しいことになるのでは！？
先日のJRAの発表ではこんなのも。
夏の新潟の暑熱対策、発走時刻の大幅変更は我々も気を揉むところ。果たしてどうなるか？ 続報を待て！JRA、2024年の開催日割を発表 宝塚記念などは京都で開催 夏の新潟では暑熱対策で競走時間帯を拡大https://t.co/jOV5oFLtWZ#keiba #ラジオNIKKEI #競馬実況web
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では、10月 21日（土） の出演予定です。
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「秋の2歳単勝」12/17までの2歳戦全レースは、単勝の払戻金に売り上げの5パーセント相当額を上乗せ！
[ラジオNIKKEI第1]
＜解説＞
赤塚俊彦（競馬ブック）
能勢俊介
郡和之（日刊競馬）
＜パドック解説＞
加藤剛史（馬サブロー）1R-4R
吉岡哲哉（競馬ブック）5R-8R
永楽裕樹（研究ニュース）9R-12R
＜主なコーナー＞
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:05頃 「週間ニューストピックス」
10:40頃 「レース展望」
11:55頃 「能勢俊介の"今日の勝負どころ"」
12:05頃 「JRAホッと耳より情報！」
13:00頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:30頃 「土曜メインレース展望」
14:00頃 「今週の注目数字」
14:30頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演：野元賢一（日本経済新聞）
16:30頃 「あすの重賞展望」
東京実況：山本直（1R-6R）大関隼（7R-12R）
進行：稲葉弥生、山本直也、藤原菜々花
パドック進行：大関隼、稲葉弥生
新潟実況：米田元気（1R-6R）中野雷太（7R-12R）
[ラジオNIKKEI第2]
＜解説＞
丹羽崇彰（競馬ブック）
関根慶太郎（日本経済新聞）
＜パドック解説＞
西谷哲生（大阪スポーツ）1R-6R
小宮邦裕（研究ニュース）7R-12R
＜主なコーナー＞
9:50頃 「一般レースの狙い」
9:55頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
10:20頃 「土曜メインレース展望」
11:25頃 「週の中間の話題から」
11:45頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:50頃 「大穴一発！一攫千金を狙え！」出演：棟広良隆（競馬アナリスト）
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:00頃 「明日のメインレースの見どころ」
京都実況：小塚歩（1R-6R）三浦拓実（7R-12R）
進行：檜川彰人、加藤弘晃
パドック進行：髙田洋子
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
