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中央競馬実況中継

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あすは毎年恒例、9月の3日間開催の3日目で、JRAアニバーサリーが行われます。各種キャンペーンやイベントが行われるほか、あすは全レースの払戻率が80パーセント日設定される「JRAスーパープレミアム」も実施されます。いつも言ってますが当てないと恩恵に預かれないので頑張って当てましょう...。


このJRAアニバーサリー当日は「JRAアニバーサリーステークス」のほか、10年前と20年前のJRA賞年度代表馬の馬名がレース名となります。今年は2013年の年度代表馬ロードカナロアと2003年のシンボリクリスエスがレース名になっています。


中山10R「2003メモリアルシンボリクリスエスカップ」は中山芝2000メートル。シンボリクリスエスは2002年、2003年と2年連続で年度代表馬となっているので去年のこの日に続いてのメモリアルレース実施です。2勝クラスの中山芝2000は去年と同じ条件。シンボリクリスエスは東京競馬場がスタンド改修を行っていた2002年に、中山芝2000mで代替開催された秋の天皇賞に勝利。なのでシンボリクリスエスカップがこのコースで行われるのはぴったりだなあと、去年も思ったし今年も思ったのであります。


一方で阪神10R「2013メモリアルロードカナロアカップ」は阪神芝1600mでの施行。ロードカナロア自身は阪神での出走は過去に3度あり、阪急杯を勝ちセントウルSで2着2回。1600mは2回走ってジュニアC2着、安田記念1着。アジアの短距離王として名を轟かせたロードカナロアが安田記念でマイルのGIに挑戦し見事勝利したのが2013年でありました。実況はアタシ。本社に異動になって最初のGI実況だったな。10年前か。なんか今週は阪神の18年ぶりの「アレ」といい、過去を振り返るような出来事が多いなあ。


JRAアニバーサリーデーに行われる過去の年度代表馬のメモリアルレースは2019年から始まりました。いずれも2勝クラスの競走です。

2019 エルコンドルパサー(中山ダ1200)、ウオッカ(阪神ダ1800)
2020 テイエムオペラオー(中山芝2000)、ブエナビスタ(中京芝1600)
2021 ジャングルポケット(中山芝2000)、オルフェーヴル(中京芝1600)
2022 シンボリクリスエス(中山芝2000)、ジェンティルドンナ(中京芝1600)
いや、しょうがないんですよ。2勝クラスの馬たちのローテーションを考えたときに、そこから外れた番組を組むのが難しいことはわかってるんです。でも、デビューから3戦をダートで圧勝したエルコンドルパサーはともかく、ウオッカはダート未出走だし(メイダンのオールウェザーは一度だけ経験)。
翌年のテイエムオペラオーは皐月賞を勝った舞台。ブエナビスタも2000m以上のGIでの活躍が印象的ですが、実はマイルの距離でも6戦5勝。いずれも牝馬限定戦ではありますが、阪神JFも桜花賞もヴィクトリアマイルもこの距離です。


ジャングルポケットは中山未勝利、2000mも意外ながら未勝利。オルフェーヴルは1600mで3戦し(1.2.0.0)。池添Jを振り落とした新馬戦は新潟マイルだったんですね。メモリアルレースは同じ左回りマイルとも言える...? ジェンティルドンナは1600mで桜花賞を勝つなど(3.1.0.1)。ただ、京都スタンド改修に伴う中京開催で仕方ないとはいえ、ブエナビスタもオルフェーヴルもジェンティルドンナも(あ、3頭とも同じ馬主さんだ)中京での出走歴がなし。


来年以降もこの流れでレース名がつけられるとすると、来年は2004年と2014年の年度代表馬。2004年はゼンノロブロイ。2014年はジェンティルドンナが2度目の受賞をした年でした。もし来年も10年前の年度代表馬名レースが阪神芝1600mで行われるなら、ジェンティルドンナが桜花賞を勝った舞台であるので中京よりも関連性がぐんと高まりますな。ゼンノロブロイは中山芝2000mの出走歴はないものの、同競馬場では有馬記念のレコード勝ちが光ります。2000m自体も神戸新聞杯1着、秋の天皇賞1着2着とほぼパーフェクト。うん、これもこれで。


再来年とその次はディープインパクトの名前が登場するはずですが、流れ的には阪神マイルで行われる感じですよね...? ディープインパクトは現役時に2000m未満の距離への出走経験ゼロ。これはどうしましょう。ディープインパクトで阪神といえばやはり2000mの新馬戦かな。名馬の思い出を振り返るきっかけになるレースですし、少しでもその名馬にちなんだレース条件で行われてほしいなあと思うのです。


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イベント情報はこちらから→ 第4回中山競馬 第4回阪神競馬


では、9月 18日(月・敬老の日) の出演予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
林茂徳(競馬ブック)
能勢俊介
小木曽大祐(日刊競馬)


<パドック解説>
小林正明(デイリースポーツ)1R-4R
吉岡哲哉(競馬ブック)5R-8R
吉田幹太(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
9:55頃 「週間ニューストピックス」
10:30頃 「レース展望」
11:50頃 「能勢俊介の"今日の勝負どころ"」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:50頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:20頃 「月曜メインレース展望」
13:50頃 「今週の注目数字」
14:30頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:30頃 「来週の重賞展望」


中山実況:大関隼(1R-6R)小塚歩(7R-12R)
進行:稲葉弥生、山本直也、藤原菜々花
パドック進行:小塚歩、稲葉弥生


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
大西修平(デイリースポーツ)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
難波田忠雄(大阪スポーツ)1R-6R
小宮邦裕(研究ニュース)7R-12R


<主なコーナー>
9:45頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
10:15頃 「一般レースの狙い」
10:20頃 「月曜メインレース展望」
11:35頃 「重賞レース展望」
12:05頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:35頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:05頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:00頃 「来週のメインレースの見どころ」


阪神実況:三浦拓実(1R-6R)檜川彰人(7R-12R)
進行:中野雷太、加藤弘晃
パドック進行:余田幸子


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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