絶賛夏休み中のアタシ。今夜この時間になったのは夜遊びではなく、息子氏がなかなか寝なかったせいです。そんなことはさておき...
あすは中山でサマーマイルシリーズ第4戦、京成杯オータムハンデキャップが行われます。サマーマイルシリーズの最終戦にしてサマージョッキーズシリーズの最終戦でもあり、最終結果が決まります。
この2つのシリーズ、多くの馬と人に優勝の可能性があり、しかも結果によっては優勝馬や優勝騎手が複数誕生する可能性もあるのです。詳しくみていきましょう（同着や競走中止は考慮しません）。
現在ポイントトップのセルバーグは、優勝条件である「1勝&12p以上」をクリアしています。2位メイショウシンタケは1p差、出走の時点で1p加算でセルバーグに並び、他馬の結果次第ではありますが同点優勝の可能性があります（同点なら複数優勝）。メイショウシンタケは1着なら無条件で単独優勝、2着～5着でもラインベック1着以外なら単独優勝ですね。
このほかチャンスがあるのは京成杯AHに出走するラインベック（8p）、ウイングレイテスト（5p）、ミッキーブリランテ（2p）。いずれもシリーズ未勝利ですが、勝てば優勝条件「1勝&12p以上」をクリアします。ラインベック1着なら単独優勝、ウイングレイテスト1着ならメイショウシンタケ3着以下で優勝。ミッキーブリランテは1着でギリギリ12pクリア、セルバーグとメイショウシンタケと並んで3頭同時優勝となります。
サマージョッキーズシリーズはさらに大混戦です。トップの川田J（28p）は日曜日に韓国で騎乗するのでポイントはこのまま。優勝の可能性は西村淳J（26p）、団野J（24p）、松山J（21p）、浜中J（18p）、幸J（16p）にあります（松岡JとルメールJは京成杯AH1着でも川田Jに届かず優勝の可能性なし）。サマージョッキーズシリーズの興味深いところは京成杯AHとセントウルSそれぞれでポイントを加算する騎手がいて、しかもセントウルSがGIIで1着12pとポイントが京成杯AHより高いこと。例えば団野JがセントウルSで1着、西村淳Jが京成杯AHで1着なら36pで並び同点優勝となります。もしもセントウルSで幸J1着かつ団野J4着、京成杯AHで浜中J1着かつ西村淳J5着なら、川田J含め28pで5人が同時優勝というカオスなのであります。
と、ポイント争いとしてはとてもおもしろいことになっているのですが、さてファンの皆さんはどこまで興味あるのか...。
先週の新潟記念が最終戦だったサマー2000シリーズは、2年連続優勝馬なし。サマースプリントシリーズはジャスパークローネがシリーズを2勝し、ポイントを持っている他馬がセントウルSに出走しないので既に優勝が決まっています。
2000シリーズは特に近年、札幌記念が秋GIを見据えたスターホース達の集いとなり、ほか4戦とはちょっと趣が異なってきています。札幌記念出走馬の2000シリーズ優勝はトウケイヘイローとダービーフィスの2頭だけ。そもそも2000シリーズの複数競走に出走する馬が減ってきていて、今年は2競走に出走したのが10頭で3競走に出走した馬はゼロ。去年は2競走出走14頭、3競走出走なし。シリーズ開始当初は毎年、3競走に転戦する馬がいて、ミヤビランベリやホッコーパドゥシャ、近年もタツゴウゲキやメドウラークが3競走出走でシリーズ王者に。ただ2019年以降では、一昨年のショウナンバルディが七夕賞、小倉記念、新潟記念に出走したケースが唯一となっています。なお同一年にシリーズ4競走に出走したケースはない模様。
まあ近年は猛暑猛暑の夏ですしね。コンスタントに使い続けるというのは難しくなっている状況。ファンの興味を引くためにもシリーズのレギュレーションを変えるべき時期なのかなあと感じます。札幌記念を除外するとかマイルシリーズのようにリステッドを加えるとか。といっても同時期の芝2000mのオープン特別は現状組まれていません。鳴尾記念入れますか...？ 番組的には一応夏競馬だし。
2020年に米子Sが対象レースに加わり全4戦となったマイルシリーズは、20年にミッキーブリランテが皆勤、そして今年はメイショウシンタケが皆勤。適度なレース間隔があってローテが組みやすいんですかね。それにしても今年の酷暑を乗り切って皆勤するメイショウシンタケに拍手。どんな結果になっても敬意を払いたいし、できることならその頑張りを優勝という形で報いてあげたいなあとも思うのです。
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では、9月 10日（日） の出演予定です。
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「秋の2歳単勝」12/17までの2歳戦全レースは、単勝の払戻金に売り上げの5パーセント相当額を上乗せ！
[ラジオNIKKEI第1]
＜解説＞
林茂徳（競馬ブック）
能勢俊介
久保木正則（日刊競馬）
＜パドック解説＞
沢田美紀（日刊競馬）1R-4R
田村明宏（競馬ブック）5R-8R
京増真臣（研究ニュース）9R-12R
＜主なコーナー＞
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:30頃 「メインレース展望」
11:50頃 「能勢俊介の"今日の勝負どころ"」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報！」
13:20頃 「日曜メインレース展望」
13:50頃 「今日のコラム」出演：板津雄志（サンケイスポーツ）
14:30頃 「パドック解説者 レース展望」
16:15頃 「来週の重賞展望」
中山実況：山本直也（1R-6R）大関隼（7R-12R）
進行：木和田篤、藤原菜々花
パドック進行：稲葉弥生
[ラジオNIKKEI第2]
＜解説＞
菱田誠（スポーツニッポン）
永井晴二（競馬評論家）
＜パドック解説＞
浜口和也（馬サブロー）1R-6R
竹村浩行（馬サブロー）7R-12R
＜主なコーナー＞
9:45頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
10:15頃 「一般レースの狙い」
10:20頃 「メインレース展望」
11:35頃 「藤村和彦の射（シャッ）！！」出演：藤村和彦（競馬文筆家）
11:45頃 「JRAホッと耳より情報！」
13:05頃 「解説者 今日の狙い目」
13:40頃、14:15頃 「メインレース展望」
16:00頃 「来週のメインレースの見どころ」
阪神実況：檜川彰人（1R-6R）山本直（7R-12R）
進行：三浦拓実、加藤弘晃
パドック進行：余田幸子
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
