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中央競馬実況中継

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みなさまラジオNIKKEI賞お疲れ様でした。

アタシ今年も日刊スポーツさんにお世話になりまして、予想を載せていただきました。2年連続。
去年は◎ショウナンマグマが9番人気2着で3連複9千ウン百円の馬券が当たりましてね。いま思えばマグレだったんですが、先週の今頃のアタシはいい気になってました。ラジオNIKKEI賞恐るるに足らず! レースの前から予想を当てたような気分になってました。はい。


印はこうでした。
◎グラニット
○オメガリッチマン
▲アグラシアド
☆マイネルモーント
△レーベンスティール
△アイスグリーン
△ウヴァロヴァイト
△シルトホルン
馬券は◎の単勝と、◎から○以下の印をつけた7頭への1頭軸3連複。でした。


お気づきですね。勝ったエルトンバローズは無印。ヌケでした。ああ、見る目がない。実況しながら、心のなかでグラニットを応援していたわけですが、4角で鞍上の手が動いたところで厳しい戦いを覚悟。それでも3着まで残ってくれれば3連複は...! と願いながらその後ろの馬群を見ると、エルトンバローズがすげー手応えで回ってきた。こりゃー上位に来るのは間違いないし、この馬が来たらどうひっくり返ってもアタシの馬券は当たらない。ああ。


エルトンバローズはマイルに距離短縮して連勝中でした。2戦とも好内容だったと思うのですが、それまで千八を使って勝ちきれなかったところと、姉カバーガールと兄ドグマが短い距離で活躍しているところが引っかかったんです。初オープンで55キロも有利とはいえない。ただ千八での2着は勝ち馬サトノグランツとかソーダズリングとか、重賞級の馬と戦ってきてレベル高かったんですよね。いやーそれにしても強かった。おみそれしました。


◎グラニットの理由はスプリングSの内容を評価したのと、重賞2着があるとはいえ1勝馬ということもあるのかハンデ55キロ(去年までの54キロ)にとどまったのは有利ではないかと判断したから。いろいろ迷った末の本命ではありましたが、速めのラップで飛ばせば後続が脚を使わされて粘り込めるのではとも思ったんですよ。
で、ラジオNIKKEI当日の7Rに同じ芝千八の未勝利戦があって、嶋田Jが内枠からハナを切る競馬をしたんです。1000m通過が1分フラットで逃げて、結果12着に終わるのですが...アタシ実況しながら「これはメインの試走かも」と思ったのです。未勝利で1000m1分丁度なら、ラジオNIKKEI賞なら59秒前後か。59秒で逃げて47秒5で上がってくれば1分46秒5、大体例年の良馬場の勝ち時計くらい。グラニットならできる、との思いを強くしました。
それだけに、いつものゲートの速さがなかったのが悔やまれます。本来はもっと飛び出しが速いタイプ、ハナに立つまでに脚を使うことになったのは誤算ではなかったかと。それでいて5着とはハナ差の6着だから頑張っていると思いますし、また期待したいです。


2着シルトホルンは、実は一旦は本命まで考えたんです。理由はハンデ54キロ。去年までの53キロです。ラジオNIKKEI賞は53キロがよく来ていたんです(去年のショウナンマグマもそうでした)。今年は54キロから本命選ぼうかなあ、シルトホルンかなあ、近2走の東京マイルでのパフォーマンスは優秀、でもコーナー4回の競馬は結果が出ていないからなあ、そう思って印を下げてしまったんです。あーセンスないわ。


3着レーベンスティールは、1勝クラスを強い競馬で勝ってきたとはいえ56キロはいかにも見込まれた感がありました。去年までのハンデ55キロの馬たちを調べても、オープン未経験でこの斤量を背負ったケースが見当たりません。それはトップハンデ57キロで4着だったバルサムノートにも言えることで、近年56キロ以上で勝ったアンビシャスやメイショウテッコンはオープンや重賞で実績がありましたがバルサムノートは重賞初出走、ということで無印に。あわや馬券圏内でしたよねえ。一方で、グラニットとともに重賞2着がありながら56キロにとどまったオメガリッチマンや、前走直線で進路がなく3着、スムーズなら勝ち負けだったであろうアグラシアドは比較的ハンデに恵まれた、と思ってしまったんですよねえ。


ラジオNIKKEI賞はJRAの3歳重賞で唯一のハンデキャップ競走です。当然、各馬の戦力比較と同時にハンデも考えなくてはいけません。今年のアタシの予想は、ハンデの考え方がまるで見当違いでした。ハンデの付き方と結果の関連性をもう少し考察したいなあ。ということで、この項続きます。たぶん。


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[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
吉岡哲哉(競馬ブック)
能勢俊介
久保木正則(日刊競馬)


<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R-4R
永楽裕樹(研究ニュース)5R-8R
田村明宏(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「週間ニューストピックス」
10:00頃 「パドック解説者 レース展望」
10:35頃 「レース展望」
11:55頃 「能勢俊介の"今日の勝負どころ"」
12:05頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:15頃 「函館競馬レース展望(1)」出演:住川陸(勝馬)
12:55頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:25頃 「土曜メインレース展望」
13:55頃 「函館競馬レース展望(2)」出演:小田哲也(スポーツニッポン)
14:25頃 「今週の注目数字」
15:40頃、15:55頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「あすの重賞展望」


福島実況:山本直也(1R-6R)山本直(7R-12R)
進行:稲葉弥生、小塚歩、木和田篤
パドック進行:木和田篤、稲葉弥生
函館実況:米田元気(1R-6R)小林雅巳(7R-12R)


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
坂井直樹(競馬ブック)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
松浪大樹(大阪スポーツ)1R-6R
竹中昇(研究ニュース)7R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「一般レースの狙い」
9:50頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
10:25頃 「土曜メインレース展望」
11:25頃 「週の中間の話題から」
11:45頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:15頃 「函館競馬 レース展望」(ラジオNIKKEI第1と同時放送)
12:50頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:00頃 「明日のメインレースの見どころ」


中京実況:檜川彰人(1R-6R)三浦拓実(7R-12R)
進行:中野雷太、髙田洋子
パドック進行:加藤弘晃


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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