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中央競馬実況中継

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皆様日本ダービーお疲れ様でした。
テン乗りの不利をものともせず勝利したタスティエーラ。短期放牧先を変え、追い切りスケジュールも普段と違うものにして、大一番に細心かつ大胆な準備で臨んできていたことが、堀宣行調教師の共同記者会見からも伝わってきていました。お見事でした。一方でドゥラエレーデがスタート直後に落馬競走中止、そしてスキルヴィングがゴール後に落命という悲しい出来事もありました。どうか安らかに。来年の日本ダービーは全馬無事に厩舎に帰れることを願います。


勝ったタスティエーラの父はサトノクラウン。初年度産駒がダービー制覇という快挙です。新種牡馬産駒のダービー制覇は09年ロジユニヴァース(ネオユニヴァース産駒)以来。しかもサトノクラウンは初年度の種付料が100万円。今年も150万円だったそうです。これだけ安い種付料の種牡馬からダービー馬が出たということも(当然、値段と産駒の能力は関係ありませんが)驚きです。


これはきっと、産駒のデビューを控える今年の2歳新種牡馬たちも、いまからワクワクソワソワしているんじゃないかなあ? 「俺の子供だってダービー勝てる!」って思ってそう(勝手な想像)。そんな今年のフレッシュマンサイヤーたちがこちら!


レイデオロ(父キングカメハメハ) 128頭
モーニン(父ヘニーヒューズ) 118頭
ブリックスアンドモルタル(父ジャイアンツコーズウェイ) 107頭
ニューイヤーズデイ(父ストリートクライ) 102頭
カリフォルニアクローム(父ラッキープルピット) 98頭


初年度の血統登録頭数上位5頭がこちら。モーニンはJRAのGI勝ち馬ですが外国産馬なので、内国産はレイデオロだけ。ちなみに頭数6番目はサンダースノー(父ヘルメット)で、9番目のアニマルキングダム(父ルロワドサニモー)も含めると、上位10頭のうち6頭が海外産ということに。こんなリストも最近だと珍しいのでは?


キングカメハメハの後継と期待されるレイデオロのトップは、競走成績や血統からも納得。2位のモーニンは、やはり地方競馬含むダート路線の盛り上がりが(2020年の種付け時点でも)あったということですよね。実際に地方競馬ではモーニン産駒が既に4頭も勝ち上がっています(6月1日終了時)。JBISのデータを見ると、2歳の種牡馬ランキングで勝ち上がり頭数はトップタイ、獲得賞金は最多。おおすごい。


ブリックスアンドモルタルは現役時代に芝で実績。ニューイヤーズデイはマキシマムセキュリティの父でダート向きなのかな。ただ近年はドレフォンが皐月賞馬ジオグリフを出し、マインドユアビスケッツもホウオウビスケッツが重賞2着で日本ダービーまで駒を進めました。芝を走る産駒が出てくる可能性はありますよね。


そして個人的には「海外馬券発売レースで実況した馬」が結構いるのが感慨深い。カリフォルニアクロームはアロゲートとの一騎打ちになったBCクラシック。サンダースノーは連覇したドバイワールドカップをどちらも実況しました。ホークビル(父キトゥンズジョイ)も、18年のドバイシーマクラシックを実況。思えばレイデオロもこのときに出走していましたね。彼らの子供達が日本で大活躍、となると嬉しいなあ。


内国産もレイデオロのほかシュヴァルグラン(父ハーツクライ)、スワーヴリチャード(父ハーツクライ)、アルアイン(父ディープインパクト)、ロジャーバローズ(父ディープインパクト)といったGI馬の産駒がデビューします。楽しみ! 今週の2歳新種牡馬の産駒出走予定は...

土曜阪神5R ブリックスアンドモルタル1
日曜阪神5R ニューイヤーズデイ1
日曜東京5R スワーヴリチャード2、ニューイヤーズデイ1、ヤングマンパワー1
日曜東京6R アドミラブル1、スワーヴリチャード1
あれ、例年より少なめかしら。こんなもんだったっけ?


先程モーニンの産駒成績をご紹介しましたが、地方競馬の2歳戦で産駒が勝利した(6月1日現在)2歳新種牡馬は、モーニンのほかキタサンミカヅキだけ。去年の当ブログを確認すると同じ時点で7頭の産駒が勝ち上がっていたので、出足は去年に比べると鈍いかもしれません。ま、後の活躍馬はまだこれから、デビューを控えているはず。今年も2歳新種牡馬の産駒の活躍に注目していきます。


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イベント情報はこちらから→ 第3回東京競馬 第3回阪神競馬


では、6月 3日(土) の出演予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]


<ゲスト>
東幹久(俳優)


<解説>
安中貴史(競馬ブック)
能勢俊介
郡和之(日刊競馬)


<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R-4R
田村明宏(競馬ブック)5R-8R
唐島有輝(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
9:55頃、10:30頃ほか 東幹久と振り返る2023春クラシック
11:30頃 「レース展望」
11:50頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:50頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:20頃 「土曜メインレース展望」
13:50頃 「今週の注目数字」
14:30頃、15:55頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「あすの重賞展望」


東京実況:米田元気(1R-6R)山本直也(7R-12R)
進行:小島友実、山本直
パドック進行:山本直也、藤原菜々花


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
米満浩生(競馬ブック)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
佐藤将美(サンケイスポーツ)1R-6R
小宮邦裕(研究ニュース)7R-12R


<主なコーナー>
9:45頃 「第3回阪神競馬 馬場情報」(インタビュー)
10:15頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
10:45頃 「土曜メインレース展望」
11:15頃 「週の中間の話題から」
11:40頃 「日曜重賞レース展望」
11:50頃 「第3回阪神競馬 イベント情報」(インタビュー)
12:05頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:35頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:05頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:00頃 「明日のメインレースの見どころ」


阪神実況:檜川彰人(1R-6R)中野雷太(7R-12R)
進行:三浦拓実、加藤弘晃
パドック進行:髙田洋子


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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