今週はいろんなニュースがありました。きょう午後に中山競馬場でJRA競馬学校騎手課程39期生の模擬レースが行われ、実況してまいりました。おそらくその模様はまたYouTubeなどで公開されると思いますんでぜひご覧いただきたく。
そして手前味噌ではありますが、こちらも↓

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— 小塚歩 AYUMU KOZUKA (@AyumuKozuka) December 9, 2022

そんななかでもビッグニュースが、8日（木）に行われた新規調教師の合格発表。合格者7名に、福永祐一騎手の名がありました。
今年ここまでJRA96勝、GIも2勝。トップジョッキーの転身に驚かされました。しかも何度も受け続けてではなく、一発合格というのが凄い。
さらに凄いのが、騎乗数を絞っていたわけではないということ。福永騎手は先週までJRAで569回騎乗。ちょうど1年前の香港スプリントで落馬負傷し、戦列復帰が今年の2月だったので例年より騎乗数そのものは少ないですが、ペースとしては例年とさほど変わらないみたいなんです。

2月～11月の10ヶ月間の騎乗数が552回、月平均でおよそ55回騎乗している計算です。これを12倍すると1年間では662回ほどの騎乗回数に。去年のJRAでの騎乗回数は687回、一昨年698回。1週単位の騎乗数が1回違うかどうかというレベルです。これだけコンスタントに騎乗しながら並行して調教師試験の勉強もし、そして一発合格。御本人のたゆまぬ努力の賜であることはもちろん、時間の使い方などもきっと上手かったのではないかと推測します。無駄な時間を過ごしがちなアタシにもコツを教えていただきたいものです...。
ちなみに、GI・2勝を挙げた翌年の調教師転身は本田優元騎手以来だとの記事を目にしました。本田騎手は引退の前年、カワカミプリンセスでオークスと秋華賞を制覇。この2006年の騎乗回数は383回、前年の2005年は560回騎乗。この560回というのはキャリアハイの騎乗数でありました。前2年は500回を超える騎乗数であったので383回は数字としては減っていますが、それでもキャリア全体で見れば決して少ない数字ではありません。そして2004年には勝利数がキャリアハイに。それでいながら調教師試験の準備も進めていたというのが、これまた凄い。

実に、実に個人的な話ですがアタシ「免許試験」にトラウマがありましてね...。調教師免許と比べるべくもないんですが。
大学時代、原付免許を取ろうと思いましてね。大学が丘の上にある（元ゴルフ場）立地、ただでさえ坂の多い横浜という土地。地方出身者多く、坂の上り下りがあるところに下宿多数。アタシも交通裁判所のある岡沢町の坂の上に住んでいました（超ローカルな話です）。そんなところなので周りも原付所有者多く、アタシも原付免許を取って中古のスクーターを買ってブイブイ乗り回そうと目論んでいたんです。
大学1年生の夏。サークルの先輩に「勉強とかしなくても大丈夫。原付免許試験落ちる奴なんかいないから」と背中を押されて（？）受験したところ合格点に1点足らず不合格。笑われましたけど「たまにそんな奴いるよ。でも2回目でだいたい受かる」と励まされて（？）受験したところ立て続けに不合格。誰だよ勉強しなくても受かるって言ったの！ 受験料をドブに捨てているようなもの。3回目はしっかり勉強して受験して受かりました。あれ、4回目だったかな？ 思い出したくない記憶なので曖昧です。

はあ。レベルが違う。
普段の仕事を周囲の期待どおりに、期待以上にこなしながら、着実に準備を重ねて試験に一発で合格。かたやヘラヘラと丸腰で試験を受けて落ち続ける。ン十年前のトラウマを思い出しながら、見習わなければと思った次第です。そんな予定は今のところないんですけど、何か試験受けたくなってきました。

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では、12月 10日（土） の出演予定です。
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「秋の2歳単勝」 12月18日（日）までの全ての2歳戦は、単勝の払戻金が5パーセントアップ！

[ラジオNIKKEI第1]

＜解説＞
安中貴史（競馬ブック）
能勢俊介
志村竜一（日刊競馬）

＜パドック解説＞
小林正明（デイリースポーツ）1R-4R
住川陸（勝馬）5R-8R
松本智志（競馬ブック）9R-12R

＜主なコーナー＞
9:45頃 「週間ニューストピックス」
10:10頃 「パドック解説者 レース展望」
11:10頃 「メインレース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:05頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:30頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:00頃 「土曜メインレース展望」
13:30頃 「今週の注目数字」
14:05頃、16:10頃 「トレセンレポート」出演：野元賢一（日本経済新聞）
16:25頃 「あすの重賞展望」

中山実況：山本直也（1R-6R）大関隼（7R-12R）
進行：小島友実、佐藤泉、米田元気
パドック進行：大関隼、小島友実

[ラジオNIKKEI第2]

＜解説＞
丹羽崇彰（競馬ブック）
関根慶太郎（日本経済新聞）

＜パドック解説＞
芝井淳司（大阪スポーツ）1R-6R
小宮邦裕（研究ニュース）7R-12R

＜主なコーナー＞
9:35頃 「パドック解説者 きょうの狙い」
9:50頃 「一般レースの狙い」
10:35頃 「土曜メインレース展望」
11:35頃 「週の中間の話題から」
11:50頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:55頃 「大穴一発！一攫千金を狙え！」出演：棟広良隆（競馬アナリスト）
13:25頃 「解説者 今日の狙い目」
14:30頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:15頃 「明日のメインレースの見どころ」

阪神実況：山本直（1R-6R）中野雷太（7R-12R）
進行：檜川彰人、髙田洋子
パドック進行：加藤弘晃
中京実況：小林雅巳（1R-6R）三浦拓実（7R-12R）

※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります