先週のこのコラムで「皐月賞5着馬は菊花賞を勝ったことがない」と書きましたが、アスクビクターモアがやりましたね！ 大混戦で難解なレース、記憶にも記録にも残る菊花賞となりました。

さてあすは秋の天皇賞。そして東京9Rには顕彰者選定記念レジェンドトレーナーカップが行われます。JRAホームページの「特別レース名解説」から引用します。

"本競走は、中央競馬の発展に多大な貢献があったとして、藤沢和雄元調教師が本年顕彰者に選定されたことを記念して実施される。"

入社して半年、このとき中野アナに連れられて美浦トレセン研修でした。これが2回目か3回目か、だったかな。移動前に東京駅で、中野アナとトンカツを食べていると「共同会見やってみる？」と。あ、え、はい、やります！ あわあわしながら返事をした記憶があります。アタシが担当することになったのはダンスインザムード、藤沢和雄調教師の共同会見でした。同厩舎のゼンノロブロイは中野アナが担当し、続けて行われたダンスインザムードの会見を担当、ということになったのです。

当然下調べはしていたのですが、いざ自分が担当に決まったとなるとまごつきました。このままではまずい。当時はガラケーで、ネットでちょいちょいと資料を調べるという時代ではまだなかったのですね。その夜はトレセンの寮で、資料（競馬週刊誌）を穴があくほど読み込みました。

本番では頭真っ白で、どんな質問をしたかは正直覚えていません。ただ、前走の府中牝馬Sでそれまでとは違う追い込み戦法をとり、上がり32秒台の脚を使っていたことについて質問して、たくさん答えていただいたことは覚えています。その前走のレースぶりが繋がったのかどうなのか、次走の天皇賞（秋）で13番人気ながら3着に好走し、3連単100万馬券を演出しました。自分の馬券には結びつかなかったけど、もしかして大事な質問ができていたのかな？ などと思ったものです。

ダンスインザムードは秋の天皇賞で2着1回、3着1回と勝利までは届きませんでしたが、藤沢和雄厩舎全体では通算30回出走し6勝、2着4回、3着3回。勝率20パーセント、複勝率は43.3パーセント！ 素晴らしい成績を残しています。レジェンドトレーナーCが天皇賞（秋）当日に行われるのはピッタリですね。最終レース終了後には鈴木淑子さんと中野アナがMCを務める、藤沢和雄さんのトークショーが東京競馬場パドックで行われます。あの天皇賞の裏話が飛び出すと個人的には嬉しいですが...、さてどんなお話が飛び出すか。厩舎ゆかりの馬が天皇賞で好走したりしないか、も密かに注目しています。

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では、10月 30日（日） の出演予定です。
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「秋の2歳単勝」 12月18日（日）までの全ての2歳戦は、単勝の払戻金が5パーセントアップ！

[ラジオNIKKEI第1]

＜解説＞
赤塚俊彦（競馬ブック）
能勢俊介
小木曽大祐（日刊競馬）

＜パドック解説＞
山口瞬（日刊競馬）1R-4R
松本智志（競馬ブック）5R-8R
京増真臣（研究ニュース）9R-12R

＜主なコーナー＞
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:50頃 「メインレース展望」
11:40頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
11:50頃 「JRAホッと耳より情報！」
13:15頃 「日曜メインレース展望」
13:45頃 「新潟競馬 レース展望」出演：廣中築究（日刊競馬）
14:15頃 「パドック解説者 レース展望」
16:15頃 「来週の重賞展望」

東京実況：山本直也（1R-6R）大関隼（7R-12R）
進行：木和田篤、佐藤泉、石原李夏
パドック進行：藤原菜々花
新潟実況：小林雅巳（1R-6R）米田元気（7R-12R）

[ラジオNIKKEI第2]

＜解説＞
寺下厚司（スポーツニッポン）
永井晴二（競馬評論家）

＜パドック解説＞
浜口和也（馬サブロー）1R-6R
吉田順一（馬サブロー）7R-12R

＜主なコーナー＞
9:45頃 「パドック解説者 狙いのレース」
9:50頃 「一般レースの狙い」
10:40頃 「メインレース展望」
11:30頃 「藤村和彦の射（シャッ）！！」出演：藤村和彦（競馬文筆家）
11:40頃 「JRAホッと耳より情報！」
13:00頃 「解説者 今日の狙い目」
13:30頃 「日曜メインレース展望」
16:00頃 「来週のメインレースの見どころ」

阪神実況：三浦拓実（1R-6R）山本直（7R-12R）
進行：檜川彰人、加藤弘晃
パドック進行：岡田麻紗巳

※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります